金武町フットボールセンターの芝を管理する担当者の方々が口を揃えて言った。「浦和レッズは、トレーニングを行う上で、芝のことをよく考えて行ってくれている」。

どういうことか。

14日（火）に入り、2部練習を中心にこの練習場でメニューを消化した。それらのメニューを行う場所を、浦和レッズは今日このエリアを使うならば、次は別のエリア、また次は別のエリアと移動しているのだ。

それも、ごくごく自然に。

これまでにあらゆるクラブや団体を相手にしている担当者の方にしてみれば、「芝を管理する上で、細やかな配慮ができるのは本当のプロだと思う」と感心しきり。

ただ、いつも屋上からカメラを構え、練習内容を映像におさめている山田栄一郎コーチ（分析担当）は「誰が、というわけではなく、プロフェッショナルな指導者であれば、芝のことを、芝を管理者する方のことを尊重するのは当たり前のこと。彼らは良い状態に育て、管理するために多くの時間を費やしているのだから」と語る。

大槻監督はユースチームを率いている時から、・・・・・・
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