浦和レッズは2月3日（月）から9日（日）まで、沖縄本島の南部に位置する八重瀬町にある東風平運動公園サッカー場で第2次キャンプを実施する。現在、その会場で練習を積んでいるのは、新スタジアムでJ1リーグ復帰を目指す京都サンガF.C.だ。加藤順大に加え、今季より森脇良太、李忠成がチームの一員になった。

ということで、浦和レッズが完全オフとなった30日（木）の午後練習を取材した。スタンドには、金武町フットボールセンターで見かけたサポーターの方の姿もあり。森脇によれば、「レッズサポの皆さんが練習場に来てくれてうれしいんだ」と話していた。

まずは、加藤がキャンプを振り返る。

加藤：（東風平の）環境がとても良くて、いいキャンプを過ごしていますよ。芝生の状態も良いし。チームは、去年よりも良い意味でウルサイので、楽しくやっています。（レッズサポーターも楽しんでいる加藤のインスタグラムは）ちょっと最近はネタが切れて困っているのですが、ネタ切れで困った時には森脇の顔を隠して載せたらいいかな？と思っています。

とここに、ファンサービスを終えた李忠成が登場。

李：いいキャンプになっていますよ。コンディションは、徐々に、徐々に。
加藤：でも、きのうは2点取ったしね。
李：（今季初めての練習試合のなかで）本当、点を取ることができて良かった！
加藤：2点目なんて、崩しからのゴール。アレ、良かったよね。良い形で取れた1点だった。
RP：李選手は、結婚おめでとうございます！！
李：ありがとうございます！いやあ、結婚発表の時は、レッズサポーターの皆さんからもたくさんの祝福の声を頂いて。でもね、【李ロス】があるのかなと思ったら、まったく（笑）
加藤：なかった？
李：なかった、なかった（笑）全く揺れなかった。ザワッとなるのかなと思ったら。
加藤：本当に祝福モードがすごかったよね。コメントを見ていても「良かったね〜」的な。
李：嬉しかったですよ。あとは、レッズが今シーズンの戦いで良い成績を残して、京都もJ1へ上がって、来シーズンは一緒に戦えるように、お互いに頑張りたいですね。そして、（レッズサポーターの皆さんにも）スタジアムにも来てもらいたい。本当に素晴らしいんですよ。なので、京都のことも盛り上げて下さい！！

（京都サンガ広報）
あ、森脇選手も来ましたよ。
李：あ、大丈夫、大丈夫（笑）バスに戻ろ〜（笑）

ということで、森脇1人で取材を受けることに。まずは、京都担当記者の取材に対応。
「完成すれば、めちゃくちゃ面白いサッカーができる手応えがある」など、1つ1つの記者からの質問に、浦和時代と変わらぬ、丁寧に答えていた。取材対応中にチームメートからイジられているのも変わらない。

さて、森脇は取材を終え、レッズプレス!!のもとへ。

「周ちゃん、キャプテンじゃん！」と笑顔。「マキスタ（FM NACK5の槙野智章の番組）にも出してもらったなあ。マキの代わりにパーソナリティを務めて『モリスタ』にしてもらって。スタジアム、本当に素晴らしいので、是非観に来て下さい！インスタも楽しみにしてね！！」（森脇）

京都担当記者の1人は「加入1ヶ月とは思えないぐらい。森脇選手の声がすごい。シンプルで的確」と絶賛していた。

京都は、2月2日（日）まで東風平でキャンプを実施する。

（有賀久子）