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こぼれ話

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悔しい皇后杯準優勝。その時、『酒蔵 力』では…

「こぼれ話」は、選手やスタッフのエピソードを紹介するコーナーです

レッズプレス!!特別取材班が『酒蔵 力 浦和本店』にお邪魔し、皇后杯決勝戦の様子を見守った。

酒蔵力は午後3時前にオープン。TV画面はすでに試合の様子が映し出され、店の前には、優勝時の祝い樽が準備されていた。

開店と同時に席が埋まっていくが、披露宴帰りのグループや近所の仲間内で集まったような人が多く、ユニフォームを着こみチャントを口ずさむ人は見当たらなかった。

そのことを今井俊博店長に訊いてみると「ここに来るならスタジアムに応援に行って欲しい」とサポーターに伝えていたことが分かった。

この日の観客(公式記録:10012人)すべてが浦和レッズレディースのサポーターではないだろうが、少なくとも、今井店長の声掛けでスタジアムに向かった人はいただろう。

ただ、テレビ画面を見つめチームの逆転勝利を願っていた人もいたことは事実だ。審判の試合終了を告げるホイッスルが鳴るとテーブルからは「あああぁ」と、ため息が聞こえてきた。

今井店長は「残念。お店も準備していたので。今年は災害の影響で練習場が使えなかったりと大変だっただけに勝って欲しかった。それでも準優勝という結果は素晴らしい。この樽は残念会用にお客さんに振る舞います」と口にした。

その後、今井店長は、取り急ぎ用意した紙に“準”とマジックで書き添える。

酒蔵力は、「浦和レッズサポーターのサポーター」と表明している。そのサポーターが支えるのは選手たちである。頂点を目指していただけに非常に残念な敗戦となり選手らは悔しさを滲ませていたが、この悔しさは来シーズンへの大きな糧になるはずだ。

(石田達也)

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