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ハートビートレッズ×PRESS

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加賀健一、プレースタイルの原点

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00『Good Luck! Morning!』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送)。今週放送した中から、厳選した1本をレッズプレスにて掲載します。


冬の風物詩といえば、年末年始に行われる全国高校サッカー選手権大会です。今年は11月21日(月)に組み合わせ抽選会が行われました。Jリーグでは年々ユース出身選手の加入が多くなる一方、高卒の高校サッカー部出身選手は少なくなっています。

浦和レッズではどうか。高校の部活を経験した高卒Jリーガーは今季6人所属しています。その1人に秋田商業高校出身で、卒業後ジュビロ磐田に加入した加賀健一がいます。現在は東北の学校でも練習環境が整っていますが、加賀の在学中は、ちょうど今の時期から春先までの約4カ月間、積雪の影響によりグラウンドで練習できませんでした。


加賀は冬の間ひたすら走って足腰を鍛えていたと言います。また関東まで遠征し、練習試合をすることもありました。その時、加賀は関東の選手たちの技術の高さに驚き、刺激を受けたそうです。こうした環境が、加賀のプレーの原点となったのです。加賀は「高校3年間、とにかく走っていました。テクニックがない分、走りやフィジカルで負けたら相手に勝てない。そう思ったので今のプレースタイルになりました」と振り返ります。

3年間鍛えたフィジカルと走る力、走力が今の加賀に生きています。部活を経験した高卒Jリーガーに息の長い選手が比較的多いのは、高校3年間で培(つちか)ったものの正しさを証明してくれます。
2016年11月22日放送(佐藤亮太)


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