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ハートビートレッズ×PRESS

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白木星、ようやく自分らしさを出せた

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


明治安田生命J1リーグ戦は残り5試合。なでしこリーグも残り5試合となりました。トップチームが年間優勝を目指す一方で、浦和レッズレディースは残留争い真っ最中です。

9月18日(日)に行われたホーム・岡山湯郷Belle戦。10チーム中8位の浦和と9位の湯郷ベルの、勝点10同士による対決は3-0で浦和が勝利を収めました。リーグ再開後は2戦2勝。勝点を13に伸ばし、さらに7位・ジェフ千葉レディースとの勝点差を4に縮めるなど、残留に一歩、近づきました。

この試合で活躍したのが、FW白木星(しらき あかり)19歳です。切れ味あるドリブルが特長の白木は、1点目のPKのキッカケを作り、2点目をアシストしました。試合が終わり、白木は「自分らしさを出せた。先週からチームのバランスが良く、前を向きやすく、やりやすかった」と話しました。


白木の活躍は、吉田靖監督が起用し続けた結果です。ケガ人やコンディション不足の選手がいる中、若い白木に期待が集まります。ただ、昨季は途中出場が多かった白木。やはり経験不足は否めません。それでも吉田監督は、ミスを重ね、ゴールがなくても、そしてチームに結果が出なくても、白木を使い、経験を積ませました。今季の白木はリーグ戦13試合中、9試合で先発。カップ戦は全9試合に先発しました。

「白木をずっと我慢して使ってきて、やっとゲームで良さが出せるようになった。でも、ちょっと失敗したら、全くダメになってしまう。そんな面はまだある。湯郷ベル戦のようなプレーを続けてほしい」と期待を寄せる吉田監督。この言葉からも、その育成方法がうかがえます。


残留争いのライバルから白星を挙げた浦和ですが、まだまだ油断はできません。次節は9月25日(日)にアウェイで行われるINAC神戸レオネッサ戦です。「1点でも多く勝点を積み重ね、絶対に2部に落ちないような戦いをしたい」と吉田監督。トップチームと同様に、レディースも正念場を迎えました。
2016年9月20日放送(佐藤亮太)

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