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ハートビートレッズ×PRESS

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われわれは絶対に逆転できる、絶対に勝てる

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


6月22日(水)に行われた明治安田生命J1ファーストステージ第13節、ホーム・FC東京戦。平日にもかかわらず埼玉スタジアム2002に集まった、2万4000人のサポーターにとって痛快なゲームだったはずです。

前半はミスから2失点。0-2で折り返します。この時、サポーターの多くはリーグ戦4連敗がよぎったと思いますが、後半は一変。槙野智章の2ゴールで追い付くと、最後は李忠成が決めて3-2の逆転勝ち。リーグ戦6試合ぶりの勝利となり、6月25日(土)に行われる1stステージ最終節、ホーム・ヴィッセル神戸戦に弾みをつけました。

ここまでの連戦を振り返りますと……、メンバーのやりくり、コンディションなど、難しい調整が続きました。試合に勝てば勢いづきますが、出鼻をくじかれると、立て直しは難しいもの。どうやってチームを勝たせるか、監督であるミシャが、一番思い悩んだはずです。「3連敗中、私はいろいろなことを考えた」と話したミハイロ ペトロヴィッチ監督はチームがブレずに戦えるよう、また「試合に負けたら、どうしよう」、そうした不安を与えず、勇気を持ってピッチに立てるよう、選手を鼓舞しました。

こうした光景が、FC東京戦・ハーフタイムのロッカールームにありました。リーグ戦3連敗中、しかも前半で2失点。ミシャのカミナリが落ちても仕方ない状況です。しかし、ミシャは「前半、良い出来だった。われわれは絶対に逆転できる。絶対に勝てる」、そう伝えました。

イージーなミスから2失点をしてしまいましたが、前半に放たれた8本のシュートの中には決定的シーンがあり、CKは6回と相手を押し込んでいました。あとは決めるだけ。決まれば、勝てる。そうした確信がミシャにはあったのです。この気持ちに選手が見事にこたえた、そんな試合になりました。試合後の会見で、ミシャは「きょうの試合は勝点3を取れたことが一番と思われるかもしれない。だが、大事なのはブレずに戦うこと。そして、見ている人を魅了するサッカーをすること」と、胸を張りました。

さぁ、次の神戸戦、槙野が出場停止です。ミシャはどの選手を使うのか? 明治安田生命J1セカンドステージに弾みをつける一戦となります。
2016年6月23日放送(佐藤亮太)


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