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ハートビートレッズ×PRESS

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流通経済大学卒・武藤雄樹、後輩に伝えたいこと

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


スポーツに限らず、身近に目標となる人がいると、やる気が出るものです。

5月19日(木)、チームは流通経済大学と練習試合をしました。試合が終わると、この大学の卒業生で、浦和レッズのレギュラーをつかんだ選手、宇賀神友弥と武藤雄樹が、後輩たちの前で話をしました。

みなさんご存知の通り、流通経済大学は、多くのJリーガーを輩出する強豪校。各カテゴリー、各チームでプレーしています。そうなりますと、プロになろうと全国からサッカーのうまい選手が集まってきます。それだけ競争は激しく、トップチームを頂点にチーム分けされています。

今は浦和の主力となった宇賀神も武藤も、初めからトップチームだったわけではありません。試合で、練習で、少しずつアピールを続けた結果、2人はトップチームでレギュラーになれたのです。また。流通経済大学は、文武両道で知られた学校。勉強もできなければならない厳しい大学でした。

武藤は、大学での4年間について「つらい思い出しかない。とにかく走ったことしか覚えていない」と話しました。そして、プロを目指す後輩たちに「今はきついけど、プロになった時必ず生きるから頑張ってほしい」。 そう話しました。


実はこの言葉、武藤自身が監督から言われた言葉です。いつも監督から怒られていたという武藤。その時「きついが、今は頑張れ」と、繰り返し言われました。若かったこともあったのでしょう、当時の武藤には、この言葉は伝わってきませんでしたが、プロになって実感したそうです。武藤は「後輩には 『Jリーグには多くの先輩方がプレーしている。いつか、一緒にピッチに立とう』と伝えた。大学も優勝が遠のいているので、僕も負けないように頑張りたい」。そう話しました。

数年後、Jリーグのピッチで活躍する後輩の中、「大学の時、武藤さんの言葉に励まされて、プロになれて、ここまで来ました」。そうした選手が出てきてほしいですね。
2016年5月23日放送(佐藤亮太)

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