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ハートビートレッズ×PRESS

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クラブスタッフの1日サポーター体験、風通しの良いクラブ作りを

ホームゲームの観客動員数ですが、ここ数年、徐々にではありますが、増えてきています。しかし、現時点でのリーグ平均観客動員数は3万5000人弱。橋本光夫前代表は、数年かけて「平均4万人まで増やしたい」と話していました。これを受け、淵田敬三代表のもと、多くのアイデアが出され、実行されているものもあります。


その1つが、クラブスタッフの「1日サポーター体験」。ホームゲームの日に、スタッフが自宅からユニフォームを着て、電車やバスを使い、スタジアムに向かいます。当然、応援席はゴール裏。90分間、声を上げ、飛び続けます。

実は、サポーターとしてスタジアムを訪れたスタッフが少ないことが分かりました。そのため、試合前、試合中、試合後、スタジアムでは何が起きているのか。どんな雰囲気なのか、よく分からなかったそうです。そこで「少しでもファン・サポーターの気持ちを肌で感じよう」と体験がスタートしました。現在も継続中です。

淵田代表は、「細かいホスピタリティが、できているか、今後に向けて参考にしたい」と話しています。また淵田代表は、クラブ内、各部署の垣根を低くし、より話し合える環境作りを作ろうとしています。将来に向け、施設の埼玉スタジアムへの移転や、大原サッカー場の増築などを考えていますが、「ハードルは高い」と、課題も多いようです。

先ほど紹介した「1日サポーター体験」は、若いスタッフから出た意見ですが、メディアを通して、われわれに伝わってこないのが現状です。一体、クラブは何をしたいのか、何をやっているのか、分からない部分が多くあります。

淵田代表は、「クラブは伝え方がうまくない」と話すとともに、「失敗を恐れているスタッフが多いように感じる」としており、今後、淵田代表は、クラブの中、そして外部に向け、「より風通しの良いクラブ作り」を目指します。


クラブは少しずつ変わろう、変えようとしている。そのことを、ぜひ、知ってください。
2014/08/25放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。

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