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ハートビートレッズ×PRESS

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柏木陽介、リーグ戦の勢いをナビスコカップに

8月4日(月)、9月から始まるヤマザキナビスコカップの、決勝トーナメントの抽選が行われました。浦和レッズの対戦相手は、因縁のチームである、サンフレッチェ広島になりました。

この日、チームから抽選者として参加していたのは柏木陽介。広島から浦和に加入し、5年目となる柏木が、心の底から欲するのは、タイトル以外の何ものでもありません。柏木はこれまで2度、ナビスコカップの決勝に進みましたが、涙をのんできました。浦和の背番号8は、タイトルに飢えているのです。


柏木は「前回、決勝まで行って負けたのは悔しい。個人的にも、タイトルを取ったことがないので欲しい」と話してくれました。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の目指すサッカーを体現するため、シャドーのポジションでは攻撃の核となり、ボランチでは、ボールをさばきながら攻守のリズムをもたらす。そして、何よりも左足から生まれる、精度の高いキックは、セットプレーにおいて、相手チームに脅威を与え、チームの大きな得点パターンの1つにもなっています。

「自分たちがやれることを、しっかりやる。広島には最近負けていないし、タイトルを取るために全力を尽くすだけ」と、笑顔で話す柏木。そうなのです。広島との相性は、決して悪くはないのです。去年は2勝。そして今年も第3節で対戦して、2−0の完勝と、白星が続いています。まずは、準々決勝突破。そして、目指すは決勝の舞台です。

ナビスコカップの決勝の舞台だった国立競技場は改修工事をしているため、代替え地は埼玉スタジアムです。ホームグラウンドの浦和にとって、負ける訳にはいきません。柏木は「ナビスコは自分にとって“3度目の正直”。そこに対する思いと、リーグ戦の勢いをナビスコカップに、ぶつけていきたい」と口にしました。


現在の浦和には、「スキを見せず」、「簡単に負けない強さ」があります。そこに柏木の強い思いがプラスされて、相乗効果をもたらします。
2014/08/06放送(石田)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。

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