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ハートビートレッズ×PRESS

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梅崎司、これからが正念場

J1の中断期間が終わり、浦和レッズは、7月19日(土)ホーム・埼玉スタジアムから再開します。相手は堅守速攻の使い手、現在8位のアルビレックス新潟です。

日本独特の、肌にまとわりつくような湿度を伴う暑さの中で、去年の浦和も、この時期は上位争いに食い込んでいましたが、コンディションを維持することができず、夏場以降に大きく失速してしまうという苦い経験をしました。だからこそ、先月6月に行われた静岡・清水キャンプでは、暑く過酷な夏場を乗り切るためのハードなメニューが組まれ、選手たちも、ひた向きに取り組んでいました。


梅崎司は、「夏場に90分動けないのは、戦う上で、絶対に不利になる」と話してくれました。当然のことながら、相手とは同じ条件の下でプレーをします。暑いからこそ、相手よりも上回る運動量が必要になるのです。特に、屈強で堅守を誇るチームや、自陣深く引くチームと試合する時ほど、勝利には、運動量が有効な手段になります。梅崎は「これからが正念場」と気合を入れ直していました。

ただ、間違えてはいけないのは、やみくもに走るのではなく、考えた走りをする点に意味があることを忘れてはいけません。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、常日頃から、選手たちへ走ることの重要性をアドバイスしてきました。そのアドバイスとは、至ってシンプル。「ただ100メートルを走るよりも、考えた10メートルを走れ」。このアドバイスをピッチで表現するのは、今なのです。


考えて走るために、前半戦の中で表れた長所や改善点をしっかりと整理することが重要になります。その上でミスをせず、焦(じ)れずにボールをたくさん動かし、相手を疲れさせること。無駄に走り回って、体力を消耗してはいけません。

現在、新潟戦当日は雨模様、気温は30度近い予報です。そんな厳しい環境でも相手に走り負けないことで、新潟を圧倒し、リーグ再開に勢いをつけていきたいです。
2014/07/16放送(石田)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。

投票所で「夏男」選挙中!



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