back

ハートビートレッズ×PRESS

top
山田直輝、中断期間に入る頃には思い切ってできる

現在、暫定3位の浦和レッズ。6ゴールで勢いづきたいところですが、気は抜けません。中断期間まで、残り2試合ですが、その相手が柏レイソルとベガルタ仙台という、ACLを戦ったチームが続きます。

5月26日(日)に国立競技場での柏戦から、中2日の日程でホーム・仙台戦という、厳しい日程となっています。浦和が連勝すれば、首位の大宮アルディージャに、かなり近づくことができます。

その後、リーグはナビスコカップ・決勝トーナメント1回戦をはさんで、およそ40日の中断期間に入ります。立て直しを図るチーム、補強を行うチームとさまざま。

この時期をどう過ごすかで、厳しい夏の戦いが左右されます。

さて、浦和はどうなのか?

今のところ、外国籍選手の補強は行わないようですが、代わりに、ケガ人が戻ってきます。その1人が、山田直輝です。


去年3月、試合中の左ひざ十字じん帯損傷から1年と2カ月。まだ、ミニゲームには参加していませんが、チームと一緒に練習できる時間が多くなりました。

山田直輝は、これまでコンディションのことを聞かれると「ゴールを決めずに、ゆっくりやりたい」と必ず答えました。しかし、最近は「中断期間に入る頃には思い切ってできる」と話すなど、良い兆しです。

山田直輝はトップ下、ボランチができる選手。復帰することで、選手層が厚くなるとともに、起用されるメンバーにも変化が出てきます。

例えば、ボランチで起用された場合、阿部勇樹がセンターバックに下がることもあります。また、トップ下に入った場合、組み合わせによって、大きくメンバーが変わってきます。

けれど、ペトロヴィッチ監督は何事にも慎重な監督。すぐに起用することはないかもしれませんが、去年のリーグ開幕戦はスタメンに入っていることから、高く評価していることは間違いありません。

つまり山田直輝の復帰こそ、浦和にとってこの夏、最大の補強なのです。
2013/05/21放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



(c)REDS PRESS