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ハートビートレッズ×PRESS

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門川安秀さん、選手に宮崎の新鮮でおいしい魚を

1月30日(水)、浦和レッズの1次合宿が終了しました。今年は厳しい日程が待っているため、フィジカル中心の練習メニューとなり、選手からは「去年よりもキツい」という声が聞こえましたが、大きなケガ人も出さずに終わることができました。


ペトロヴィッチ監督は「今回のキャンプで大事なことはコンディションをあげること。去年の復習をすること。それができた」と、1次キャンプを総括しました。2月初旬に予定されている2次合宿では練習試合中心のメニューとなり、さらに選手を追い込んでいきそうです。

厳しい練習を乗り越えるためにはリラックスや、リフレッシュが必要ですが、食事も大事な要素です。しっかり食べて、しっかり動く。これは良いコンディションを作る上で、基本中の基本です。

この選手たちの食事を一手に引き受けているのが、宮崎県・日南市で魚の卸を営む門川安秀さんです。門川さんは、地元・宮崎ばかりでなく、大都市の高級レストランやすし屋に魚を卸しています。宮崎では野球ファンが多い中、門川さんは、選手の『ひたむき』な姿に心を打たれると、サッカーが好きになったそうです。

チームの中には、調理師や栄養士をつけて、細かく献立を考え、それに沿って食事が出されます。しかし、門川さんは「宮崎には新鮮でおいしい魚がいっぱいあるのに、食べてもらわないのは、もったいない。宮崎に来たからには選手をやせさせて帰すわけにはいかない」そう話します。

その証拠に、毎日のトレーニングであれだけ走りこんでいるにも関わらず、選手の大半が多少、体重が増やして埼玉に帰るそうです。


浦和ばかりでなく、宮崎で合宿を行う、多くのJクラブのお世話をする門川さんは、選手にとって、「宮崎の父」といった存在なのです。
2013/01/31放送(佐藤)

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。



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