(有賀久子)

堀之内聖スポーツダイレクター、オンライン会見に応じる パート6
ーー昨日の、田口社長の会見にも出ていたのですが、その時に、浦和レッズはJリーグが始まってから33年でタイトルが1回しかないというところを言っていました。そこの部分で甘さがあるという言葉がありました。実際、去年の決算を見ても、トップチームの人件費が43億円ぐらいかかっていて、それは多分、他のチームよりも圧倒的に多かったと思うんですが、こういう結果になっているというところの、SDとしての受け止めと現状の問題点というのはどういうところにあると思っていますか?
堀之内SD:クラブからは非常に大きな予算を頂いた中、それを成績という形で、反映出来ていない。その点において、非常に責任を感じていますし、重く受け止めています。その中で、私が出来ることとしては、やはり頂いた予算の中で、良い選手、指導者、スタッフを集め、一番は、結果という形で示す、皆さんに恩返しする。そういったことに尽きるのかなと思います。ですので、それが今、現状、出来ていないということを真摯に受け止めて、日々、その改善に向けて、取り組んでいく。今、自分が出来ることにしっかりと集中し、結果を出せるようにやっていく。これに尽きると思っています。
ーー田中達也監督について、トップでの指導経験が、今年のここまでしかないということと、今まで育成をやられたと思いますけど、そういうレジェンドの方を、このタイミングで抜擢するのは、リスクもあると思います。今まで、いろいろなチーム、横浜F・マリノスの、たとえば、大島(秀夫)監督も去年、途中やって、立て直したけれど、今年になって難しい状況になっている。なかなか監督経験がない人を、こういう難しい状況でトライするというのは重いことだと思うんですけど、その辺についてはどんなお考えを持っていますか?
堀之内SD:まず、私が今回、田中達也監督にお願いした一番は、レジェンドということよりも、やはり、彼の持っている指導のスキル、指導のスタイル。あとは、彼が指導者として発する言葉。そういったものを、この数カ月間も身近で見させて頂いていました。その1つ1つの要素を見た時に、今回、残りの百年構想リーグの8試合を任せたいと、素直に思ったのがあるので、私の中では、もちろん、彼が選手時代、どういう選手だったか、レジェンドの1人であることも、もちろん、ありますが、それ以上に、指導者・田中達也としての評価で、今回は、この暫定的な監督をお願いするということにいたりました。
ーー今日、練習もされたと思うんですけど、何か空気の変化とか、あしたの試合になってみたら、もっと分かるのかもしれませんけど、初日の空気感の変化とか、選手たちの反応とか、どういう状況ですか?
堀之内SD:おっしゃって頂いた通り、あすが試合ということで具体的なことは申し上げることは難しいですが、(田中達也監督に)昨日、私が伝えて、きょうの朝のミーティングから、すでに映像を用いて選手に対してのプレゼンを行い、それを基にした、ピッチでのタクティクスのトレーニング、こういったものを、理路整然としっかり準備して、この短期間でやってくれました。この点においては、とても感謝しています。
また、ミーティングの冒頭で、彼が選手に向けて伝えた言葉、ピッチ上で伝えた言葉、そういった1つ1つの言葉に対して、私も、選手の眼差しを見ていて、しっかりと受け止めていますし、彼らも、何か大きな変化が生まれるという期待感を持って聞いていましたし、ピッチ上でも表してくれていたと、この短期間ですけど、そういったものを感じます。
ーーその言葉というのは差し支えなければ、お話頂けますか。
堀之内SD:それは、ちょっとこの場では控えさせて頂きます。彼の言葉ですので、私が伝えるべきではないと思っていますので、すいません。
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