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REDSPRESS EYES|堀之内聖スポーツダイレクター、オンライン会見に応じる パート5|レッズプレス!!

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堀之内聖スポーツダイレクター、オンライン会見に応じる パート5


(有賀久子)



堀之内聖スポーツダイレクター、オンライン会見に応じる パート5

ーー田中達也監督に伝えたのは、どのタイミングでしょうか。確認も含めて、どういったタイミングだったのか。また、本人の反応はどうだったのか。
堀之内SD:田中監督に、この件を相談させて頂いたのは、昨日になります。私が伝えた時には、当然、はじめはビックリされていました。その中で「少し考える時間を下さい」ということで、考えて頂きました。ただ、その第一声としては、まず「非常に光栄です」という言葉も頂きましたので、彼自身も、最終的には「お受けさせて頂きます」と、そして「自分が、選手としても関わってきたこのクラブのために全力を尽くしていきたいと思います」という言葉も頂きました。

ーー明確な監督選びの基準。フィロソフィーに関わるところは、サポーターだったり、メディアにもそうですが、共有出来る『路線』というところはしっかりと伝えてもらわないと、そこの基準で、評価とか、それから見守っていくということも、なかなか出来ないというところは、クラブと周りで乖離というか、距離が離れちゃうと思うんですよね。今、共有出来る浦和の監督のフィロソフィーというところを整理して教えて頂ければ、と思います。
堀之内SD:まず、フットボールに関しては、我々はスタイルを打ち出していて、4局面において、トータルすると、先ほども言った攻守において、アグレッシブに、前向きにプレーしていくということが、大きな意味で言うと、あります。そこに対して、それぞれのKPIみたいなものも数値としては設定して、年間を通して、そこを追っています。具体的なKPIについては、この場では控えさせて頂きますが、4局面における数値を追っています。この中で、こういったデータ的な観点で言うと、それを実際にピッチの上で落とし込めているかどうか、というのが、1つのデータ上での指標になります。その他の観点でいうと、選手を成長させることが出来るかという点。それは、若手に限らず、どの年齢の選手に対しても、選手を成長させてあげられるかというところ、そして、私がSDになってから、まず、体制として言わせて頂いた『凡事徹底』という言葉がありますが、試合の結果は、日々のトレーニング、日常に表れると思っています。そして今の浦和レッズには、まだまだ、そこが足りない。もっと改善していける部分でもあると思いますので、そういった、毎日のトレーニング、日々の日常を、そういったところを設定して落とし込める、規律を持ってやっていける、そういったところも、監督選定の大きな基準の要素になっています。

ーー今のところに関連して振り返ると、マチェイ監督からヘグモ監督になった時、それからマチェイ監督に戻った時もそうなんですけど、大枠のイメージとしては、何となく似てるところもあるのかなみたいなイメージもあって。でも、実際に現場で来てみたら、ヘグモ監督とマチェイ監督とは全然違った、と。そういうところの違いを、フィロソフィーと、監督の個性だったりスタイル、それから落とし込む過程の違いみたいなところを、どういう風にクラブの中で調整していって、スタッフのサポートも含めて、また次に渡していくみたいなところのイメージを、これまでのフィードバックから考えていますか?
堀之内SD:そういった意味では、今後において、1つ、絶対ではないですが、大きなポイントの1つとしては、日本のサッカー、日本の選手、Jリーグを知っているという要素が、1つ、大きく関わってくるかと思います。それはなぜかというと、やはり、海外のリーグで結果を残している監督だとしても、なかなか日本のJリーグに適応するというのは、非常に難しいということが分かってきました。それは、もちろん、Jリーグのサッカースタイルもそうですし、日本人の特性もそうですし、日本の独特の環境というものもあります。この夏の、高温多湿等もあると思います。そういった意味も含めますと、海外で結果、成果を残しているから確実に良い監督ということではなくて、繰り返しになりますが、日本人、日本のサッカー、Jリーグ、日本の環境、こういった要素まで踏みこんで、順応出来るかどうかというのは、今後の監督選定において、1つ、大きな要素になってくるかと思います。

ーー整理出来ました。林舞輝コーチが分析担当をやっていた時に、記者席で、横で林コーチの振る舞いをずっと見ていました。ものすごい情報量を現場に伝えていました。それが、今の分析担当も優秀なのかもしれないですが、林コーチが分析でやっていた手腕、実際にコーチとしての今回の評価とか、結果も含めてあるかもしれないですけど、相当、優秀な人材なので、浦和から放流されるという言い方をあえて言いますけど、なかなか厳しいのかな、と。その辺は、林コーチと何か話し合ったのか。即断だったのか。マチェイさんとはすごく話したけれど、林コーチとは、割とシンプルにという形だったのかを教えて下さい。
堀之内SD:まず、おっしゃる通り、林舞輝さんにおいては、私も非常に優秀な指導者だと思っていますし、浦和レッズに来てから、マチェイさんに限らず、多くの監督のもとで、クラブに貢献してくれたと思っております。その中で、今年に関しては、主に守備のところを担当していて、ベンチにも入っていましたし、分析という一面と、守備担当のコーチという面で、両面において、彼が今まで果たしてくれていた役割というのが、非常に大きいというのは認識していますし、大変感謝しています。その中で、新しく、この残りの8試合、田中達也監督のもと、先ほども申し上げましたが、今年から新たに加入してくれた分析の2人、この2人が、林舞輝さんとは別の角度から、自分の力を存分に発揮し、今まで培ってきたものを、田中達也監督の良さを引き出すような分析というのを、私自身も期待していますし、彼らとは、今年に入る前に面談、ミーティングを重ねさせて頂きましたが、彼ら2人であれば、林舞輝さんとは違った角度かもしれませんが、チームに、必ずや、貢献してくれると信じています。

ーーACLエリートの枠が拡大されて承認待ちになっている状況です。3プラス2、ACL2も合わせれば、6チームがJリーグから出ることになる。そこに浦和がほぼ関われないということも大きなことだと思います。そこに、これから常時、関わっていくようなチームが出ると思うし、そこの累積が、クラブワールドカップに繋がります。
もちろん、ACLで優勝するというところが1つの道なんですけど、ポイントというところも含めて、今回、出られないことは、すごくダメージが大きいと思います。26/27シーズンにかけるしか、次のクラブワールドカップに出る方法がないことも考えて、そこは不退転の思いで臨むことになると思うし、メディアもそういう意味で見ていかなきゃいけないんですけど、そこに関しての心構えをお願いします。
堀之内SD:本当におっしゃって頂ける通りだと思います。浦和レッズというクラブは、もちろん、リーグで結果を残すこともそうですし、やはりACL、世界というものを、常に考えて取り組まなければいけないクラブだということは、私自身が一番重く受け止めている中ではありますが、今、おっしゃって頂いた、今回、この枠が拡大された時にも参加出来ない、参加出来ていないという状況は、相当重く受け止めなければいけないということは自覚していますし、だからこそ、この残りの8試合をしっかり戦い、一戦必勝の思いで戦い、26/27に繋げ、そして、26/27シーズン、何としても結果という形で、ファン・サポーターの皆さんに恩返しをする。その思いだけだ、と思います。そして、それを思いだけではなくて、やはり形にしないといけないと思います。


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