(有賀久子)

堀之内聖スポーツダイレクター、オンライン会見に応じる パート2
ーー今回、3月の代表期間とか、1週間のインターバルがある期間もありましたが、なぜ、この5連戦がスタートした、このタイトなタイミングで決断に至ったのか。どうしても、昨日、株主総会があったことも頭に過ぎてしまうとは思いますが、そういうことについて伺えますか?
堀之内SD:こういった監督を代えるタイミングにおいて、いつがベストなのか、というのは非常に難しい判断だと思います。その中で、1つ大きなこととしては、昨日、マチェイさんから「話し合いの場を持ちたい」と言われ、その中でマチェイさんと話した内容、そこの協議の結果というところが、今回の決断、決定に大きく関わっています。
ーーマチェイさんが、2回目の監督になったタイミングというのが24年の8月でした。その時は、ヘグモさんを交代する時には『成長曲線』というワードがあって、要は、ある程度、順調に右肩上がりでいって欲しいという願いをニュアンスとして感じ取ったのですが、今回は、そういう意味で言うと、サッカー的な理由だとどういう形での決断であり、ちょうど1週間前に、急激に花開くかもしれないという言葉を僕ら聞いたばかりなので、そこについて伺えますか?
堀之内SD:サッカー的な面で言うと、やはり、今シーズンから取り組んでいる新たなチャレンジ。特に守備のところで言うと、前線からのハイプレスといったものに関しては、データを見ても、一定の評価は出来ると認識しています。ただ、一方で、それが、勝利という結果に直結しているか、結びついているか、という点においては、今の現状を考えると、なかなか難しいところが多いとも感じています。なので、今回の監督交代については、繰り返しになりますが、今まで築いて頂いたベースを元にですが、今回、田中達也監督になって頂いた点としては、彼の、攻撃的なエッセンスであったり、守備のところのエッセンスだったり、そういったところを、あした、すぐに試合があるので、少し具体的に申し上げることはなかなか難しい部分もあるのですが、そういったものを取り入れて、成長していきたいと思っています。
ーー今、お答え頂いたことに繋がるのですけれども、マチェイさん、2023年から1度、就任されて、ACL制覇、リーグ戦4位などの成績もあった中で、2回目の登板で、今、こういう現状があると思うんですけど、改めて、マチェイさんに託された期間を、どのように評価して、どういうところが積み上がっていって、どういうところが足りなかったというような判断のもとに、今回の決断に至ったのか。また、ここから先は、どういうところをチームに求めていきたいかという風に考えていらっしゃるか。考えを教えて下さい。
堀之内SD:まず、はじめにマチェイさんの日々の取り組み、トレーニングに対する取り組みであったり、日々の言動、プロフェッションとしての立ち居振る舞いといったものに関しては、本当に感謝していますし、実際にきょうも、貢献の大きさに対するリスペクトと感謝というのは伝えさせて頂きました。しかし、繰り返しになりますが、現状の成績という面、これは昨年の成績も含めてですが、そこに関しては、やはり、我々が目標として掲げていたものに対して、及ばないものだったと、自分自身も含めて、真摯に感じています。
その中で、昨年の年末にも、マチェイさんと、どこを上積みし、大きな変化をもたらせば、我々が、この百年構想リーグにおいて、目標と掲げている優勝、そしてACLエリート出場権獲得というところに届くのか、という議論を数多く重ね、その中で、やはり、より攻守において、アグレッシブに攻撃的にやることが成績にも繋がりますし、浦和のファン・サポーター、観ている方々にとっても、より熱狂して、スタジアムに来てもらえるのではないか、という話をさせて頂きました。具体的には、キャンプから、そういったハイプレスの部分であったり、攻撃のところの、裏へのランニング、そういったものに重点的に取り組んで、今シーズンにおいても、これも繰り返しになりますが、ハイプレスを示す指標などは改善していますし、得点面においても、改善している部分は非常に多く見受けられると思っています。しかし、これも繰り返しになりますが、最終的には、結果を求められるものですし、特に浦和レッズというチームは、優勝、ACL出場権の獲得というものを掲げている以上、その結果に到達出来ていないという事実は、一番重く、大きく受け止めなければならないと思っています。
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