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REDSPRESS EYES|来季、浦和加入内定。明治大DF岩武克弥のプレーを見た|レッズプレス!!

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来季、浦和加入内定。明治大DF岩武克弥のプレーを見た

来季、浦和加入内定。明治大DF岩武克弥のプレーを見た


来季、浦和レッズへの加入が内定した明治大学のDF岩武克弥。チームキャプテンを務める岩武はどんなタイプの選手なのか。

浦和レッズの強化スタッフによれば、特長は1対1の局面だという。身長173センチとDFとして上背はないものの、身体能力の高さでカバー。相手に揺さぶられても「振り切られることなく、余裕のある守備ができる選手」と評価。

また明治大の栗田大輔監督は「守備がしっかりしている。この4年間で身体ができてきたので、守備の強さが際立っている」と成長を認めている。岩武は長くセンターバックでプレーしたが、最近は右サイドバックでも起用されている。

実際、どんなプレーをするのか?

きのう5月20日(日)、味の素スタジアム西競技場で行われたJR東日本カップ2018第92回関東大学サッカーリーグ戦1部第6節、明治大学対専修大学の試合を取材した。


気温31℃。炎天下、各クラブの強化担当と思しき関係者が見守るなか、午後2時キックオフ。

試合は前半、明治大。後半、専修大が主導権を握る展開となたt。中盤でのボールの奪い合いからのショートカウンターの応酬。しかし、ともにあと一歩がなかなか出ない。

迎えた52分、専修大が浮き球のパスからカウンターを発動させる。明治大守備陣が整わないなか、失点。

終盤には明治大が相手を押し込んだものの、専修大の堅守に阻まれ、0ー1で敗れた。

さて、岩武のプレーはどうだったのか。1対1の強さ、身体能力の高さとともに、ポジショニングの良さ、プレーのシンプルさはあった。その一方、カウンターを警戒してか、スピードを生かした攻撃参加はほぼなかった。

視察に訪れた浦和の強化スタッフは「評価を左右するものではない」と前置きしたうえで「きょうはちょっと良いところがなかった」と言い、会場をあとにした。

「良いところがなかった」。これは岩武も同じく感じていた。

「きょうはボールがバタバタして、サイドで良い形で入らなかった。落ち着かせる場所を作りたかった。普段、センターバックをやっているので、そこで落ち着かせているが(サイドバックだと)人がおらず、なかなかできなかった。試行錯誤しているうち、試合が終わってしまった」と反省を口にした。

12大学で争われる関東大学サッカーリーグ戦1部。現在、明治大は、勝ち点「12」。順天堂大、駒澤大と同勝ち点ながら、得失点差で4位につける。首位の早稲田大学とは勝ち点「1」差となっている。

なお、次節、明治大は30日(水)午後6時半から東洋大学グラウンドで東洋大学と対戦する。

前述のとおり、身体能力の高さ、1対1の強さは折り紙付き。ぜひ、その目で岩武克弥のプレーを見てほしい。

(佐藤亮太)

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