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REDSPRESS EYES|[レッズプレス!×365日FC東京モバイル]FC東京vs浦和戦直前!番記者スペシャル対談|レッズプレス!!

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[レッズプレス!×365日FC東京モバイル]FC東京vs浦和戦直前!番記者スペシャル対談

8/23(土)FC東京vs浦和戦を前に、レッズプレス!と365日FC東京モバイルによる特別コラボ企画が実現!担当ライターの佐藤亮太氏と馬場康平氏が、アツいトークバトルを繰り広げました!ぜひご覧ください!

佐藤亮太(レッズプレス!) × 馬場康平(365日FC東京モバイル)

◆今季これまでの両チーム

佐藤:FC東京は、開幕からリーグ戦4試合勝ちなしと苦しんでいた印象を受けますが、現在は8試合負けなし。守備も安定して複数得点もできている。マッシモ・フィッカデンティ監督のサッカーが浸透してきた、ということでしょうか。

馬場:チームビルディングがうまく行っていると思います。仲山進也さん(楽天大学)の書籍から引用しますと、成長するチームは、「フォーミング」→「ストーミング」→「ノーミング」→「トランスフォーミング」という段階を踏んで成長するとされています。

「フォーミング(形成期)」は、これ以上の成長はないという段階です。そこに、フィッカデンティという新しい監督が来たことによって、昨季までのサッカーが一度壊れて、「ストーミング(混乱期)」を迎えることになります。その結果、一時的にチームはパフォーマンスを落とすのですが、そこを乗り越え、現在のチームは上昇曲線を描いているのだと思います。

佐藤:狙い通りにチーム作りができている?

馬場:いや、全て狙い通りだったとは思いません。ランコ・ポポビッチ前監督とフィッカデンティ監督では、全くタイプが違うので戸惑っていた選手もいます。フィッカデンティ監督は、選手の細かい動きまで指導するタイプなのですが、ポポビッチ監督は、そういうタイプではありませんでした。

佐藤:転機となったのは、いつでしょうか?

馬場:リーグ戦の中断期間ですね。また、フィッカデンティ監督が、選手たちと積極的にコミュニケーションを取るようになったことも要因の1つだと思います。

佐藤:前回対戦の第11節が行われたのは中断期間前の5月3日ですから、前回と同じだと思わない方が良いですね。

馬場:浦和は現在首位。毎年、的確な補強を行っていると思っています。

佐藤:確かに、今季に関しては西川周作選手の加入が大きかったと思っています。当初、GKが変わっただけで大幅に守備力が上がるとは思っていなかったのですが、ディフェンスラインの手綱さばきが素晴らしい。槙野智章選手と森脇良太選手をコントロールすることで、失点数が減りました。ただ、得点力が下がっていることは課題ですね。

馬場:浦和は元来、カウンターサッカーのチームですから、得点力はそれほど気にする必要はないかと思うのですが?

佐藤:ミシャ監督は「カウンターサッカーではない」と否定していますが……。

馬場:なるほど。ただ、サイドに長いボールを入れ、そこから攻撃を仕掛けるサッカーは、非常に効率的で面白いと思っています。

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