back

REDSPRESS EYES|第2回データスタジアム×レッズプレス!!座談会(2)|レッズプレス!!

top
第2回データスタジアム×レッズプレス!!座談会(2)

2013年シーズンを振り返った前回対談では、守備の課題が明らかとなった。その課題の克服は決して楽ではないとの結論に至ったが、今季は第14節終了時点で、リーグ最少の9失点。首位に立っている。その理由を検証する。

対談には、『レッズプレス!!』から河野正記者、佐藤亮太記者、有賀久子記者、石田達也記者の4人(以下、全て「RP」と表記)と、データスタジアムから滝川有伸さん(以下、「DS」と表記)が参加しました。


データから読み解く守備の改善

RP:前回対談の結果、昨季は「最多得点こそ記録したが、攻撃力のあるチームとの打ち合いで必ず勝てたわけでもないし、守備が固いチームから確実に得点を奪えたとも言えない。どうやら、想像していた以上に、課題が多い」という結論に落ち着きました。しかし、私たちとしては「うれしい誤算」で、第14節終了時点で首位に立っています。しかも、リーグ最少の9失点となっています。

DS:これが第14節終了時点までのデータとなります。


RP:1試合で約2000プレーもあるとの話ですが、こうやって、あらためてデータを見ると圧倒されてしまいます。浦和の守備が向上したことを示すデータは……。

DS:まずは「タックル」に関するデータを使って説明します。タックルの回数は、昨季に比べて1試合平均2.4回増えています。また、単純に数が増えているだけでなく、成功したタックルの数が増えていることが分かります。この結果、タックル成功率は上昇。タックルラインは、自陣ゴールから42メートルの位置となっているのですが、これは18チーム中、最も高い数値となっています。

スタッツ年度比較「タックル」画像

RP:タックルの回数が増えていることは、試合ごとにいただいている「スタッツ」からも感じていました。そこで、那須大亮選手にタックルについて話を聞いたのですが、那須選手は・・・・・・

ログイン・会員登録はコチラから
すべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。



(c)REDS PRESS