86回目を迎えた天皇杯全日本選手権決勝は2007年1月1日午後2時2分、曇り空の東京・国立競技場でキックオフされた。連覇を目指す浦和レッズとガンバ大阪による初顔合わせ。G大阪の決勝進出は前身の松下電器が初めて決勝へ進み、初優勝した第70回大会以来となる。70回大会が行われた1989年度は、浦和の前身である三菱重工サッカー部がプロ化をにらみ、運営母体を三菱自動車に変えたシーズンでもある。 浦和にとって06年のG大阪は最大のライバルだった。・・・・・・