(有賀久子)
キャプテン柴田華絵「距離感の良い状態で攻撃したい」 今度こそ勝ち点3を!あす30日、ホーム浦和駒場でマイナビ仙台レディース戦に臨む
あす11月30日(土)は、トップチームと三菱重工浦和レッズレディースが同時刻にリーグ戦に臨む。ホーム浦和駒場スタジアムで、レッズレディースはWEリーグ第11節・マイナビ仙台レディース戦に臨む。
仙台は、開幕から3連敗し、引き分けをはさんで2連敗と6試合で勝利がなかった。この11月に入って、ホームで2勝し、レッズレディース戦を迎える。契約満了のため、昨シーズン限りでレッズレディースを退団した長船加奈は、現在、仙台の一員だ。23日(祝・土)に行われたノジマステラ神奈川相模原戦では、84分に途中出場。それだけに、かつてのチームメートたちは、長船の登場を楽しみにしている。
キャプテンの柴田華絵は、まず、仙台のスカウティングはこれからという前提で、「ウチは引き分け、引き分けで来ていて、仙台は勝っている。そういう部分で勢いもあると思うし、今、私たちが引き分け、引き分けで来ているところを、たたこうと思って来られると思う。メンタル面で、戦う姿勢というところで、相手より上回らないと勝てないなと思っています。しっかりと意識してやっていきたいなと思っています」と話した。
今、なぜ、2試合連続でドローゲームが続いているのか。「今、高橋はながFWをやっていて、推進力があって、守備もそうですし、攻撃の部分でも、前にどんどんといけている部分があります。ただ、そこにちょっと頼っちゃっている部分というのがあって、前に早かったりとか、攻撃が単調になっている部分があるので、私がうまく、そのバランスをとらないといけないなと感じています。後ろから蹴るシーンが増えたと思うし、中盤から前にあてるというか、あてて、もう1回というシーンが少ない。行ったら行きっぱなし、では。トントントーンと一気に行ってしまうところを、相手が嫌がる、可能性のあるシュートを打たないと。相手の足を1度止めるプレーとか。そういうところを、もうちょっとやっていきたい」と課題を示した。
「相手が、来るぞと分かっているタイミングで行ってしまうと、相手も構える。ズラして背後を取るとか、そういう一瞬の駆け引きを、相手を見ながらパスが出せるとか、そういう部分を、もう少し増やしたい。ま、良いところにいてくれるからこそ、出しちゃうというのもあると思うんですけどね。そこを囮にしながらとか。また、攻撃から守備の部分も(距離が)離れてしまうと、失った時、やっぱり守備に行けない。距離感よく出来ている時は、奪われても行ける。良い状態の時はそういうのが出来ている。行ってらっしゃい!状態になると奪われた時に行けない。距離感が良い状態で攻撃したい」と話した。
長船については「ピッチで会えるのを楽しみにしている。人って、気持ちで身体が動くというか。恩返し弾とか、くらうわけにはいきませんから」と、長船が持つ、ここぞのパワーに警戒した。
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