(有賀久子)
出発直前!U20女子選出!角田&岡村に心境を聞いた
FIFA U-20女子ワールドカップ コロンビア2024の活動が、8月20日(火)から始まる。三菱重工浦和レッズレディースからは、角田楓佳と岡村來佳の2人が選出されている。目指す世界の頂点、決勝は9月22日(日)だ。1ヶ月の、長い戦いが始まる。
レッズレディースと女子ワールドカップには濃い縁があり、特に、当時、U-20日本女子代表監督だった池田太監督のもと、日本が初優勝に輝いたFIFA U-20女子ワールドカップ フランス2018。この年、南萌華がキャプテンを務め、高橋はな、長野風花(当時、韓国リーグに移籍)が選出された。2022年大会、残念ながら、決勝でスペインに敗れたあの年には、福田史織、石川璃音、島田芽依が選ばれた。
U-20は、日本女子サッカー界において、最後の世代別代表となる。それだけに同世代の代表選手たちとの真剣勝負は、重要な大会になる。角田と岡村は大会登録メンバーに選出され、どんな心境なのか。きのう8月17日(土)まで北海道北斗市で行われた『2024-25シーズン トレーニングキャンプ 特別協賛:サイデン化学(株)』とオンラインで繋ぎ、2人に思いを聞いた。
画面に映る2人は、穏やかな表情を浮かべていた。
中でも、角田から出た「ホッとした」という言葉は重みがあった。AFC U20女子アジアカップ ウズベキスタン 2024で中軸を担いながらも、今年5月のフランス遠征では、怪我のために不参加となっていた。また、岡村は「事前キャンプのすべてに参加できていたわけではないので、選ばれることができて嬉しかった」と話す。
RP:どんな大会にしたいか
角田:ワールドカップ自体、初めてなので、その場を最大限、自分の成長のために、というのもあるし、日本が世界と戦っていくために、自分がそのピースになれるように、自分の持っているものを惜しみなく出していきたいです。
岡村:自分は、U-17のワールドカップに行かせて頂いたが、個人的に出場時間などで悔しい部分があったり、試合結果も含めて、そのリベンジというか、またチャレンジできる舞台に選んで頂き、今はワクワクだし、緊張もあります。U-20日本チームとしては、優勝したいし、個人のところでは、将来的には海外でやっていきたいと思っているので、こういう舞台で、海外の人たちにアピールできて、今後に繋がるような、自分の長所を出していきたいなと思っています。
RP:出発前に自チームでキャンプが行われた。この機会で、意識していたことは?
角田:始動して、このキャンプに来て、自分自身のコンディションなどを100%に近づけようという努力はしてきました。(大会までに)時間もあるので、まずはコンディションを整え、上げていくというところかなと思いました。
岡村:この北海道キャンプから完全合流という形だったんですけど、今回の合宿でチャレンジしてきたのは、代表の時、サイドバックで起用される事が多かったので、北海道合宿で、サイドの動きとか、しっかりと先輩の動きを見て学んだり、自分でプレーしてみて、しっかりとスキルを上げていきたいなと思ってきました。
RP:レッズサポーターの皆さんに見てもらいたい部分は
角田:まず、アンダー世代は、WEリーグから選ばれている人が多く、リーグの若手、主力の若手とか、これから来る若手とかが多いので、そういうところにも注目してもらいたいですね。先日、なでしこジャパンがオリンピックで戦いましたが、その下の世代も戦っているんだぞ、というところも見てもらいたいなと思います。
岡村:私は、個人的な話になってしまうんですけど、自分の長所であるアグレッシブな守備、ボールを奪うところとかが、海外の選手にも通用するんだぞというところを頑張っていくので、見ていてもらいたいです。
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