(有賀久子)
なでしこジャパン準々決勝は今夜22時!GK池田咲紀子、かつての仲間・北川ひかるの直接FKで感じたこと
第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)は、U-23日本代表が、準々決勝でスペイン相手に3対0で敗れ、敗退。思いは、なでしこジャパンに託された。準々決勝は、きょう8月3日(土)22時キックオフ。対戦相手は、強豪アメリカ。
今大会は、苦しいチーム状況だった。国内最後の強化試合・ガーナ戦で北川ひかるが負傷し、グループステージでは、ここまでチームを引っ張った清水梨紗の負傷による離脱があった。その他の選手も、タフな日程の中、万全な状態ではない。
それでも、GS第3戦のナイジェリア戦では、北川が復活。先発出場し、2対1とナイジェリアに1点差に迫られ、相手に勢いが移りかけた45+5分、北川は直接FKのキッカーを任された。これを鮮やかに決めて、3対1と突き放すことに成功。結果、この試合の勝利に繋がった。第2戦での、清家貴子の鋭いドリブルと谷川萌々子のミドル弾に続く、インパクトある場面だった。
北川の、JFAアカデミー福島後のキャリアスタートは、浦和レッズレディースだった。ここで共にプレーしたGK池田咲紀子は「あのFKは上手かった。あの舞台で、あの場面で、実力を出せるというのが、北川の良さだと思います」と振り返る。
キックは得意と言っても、GKの立場から見ても「決して簡単ではないと思いますよ」と池田。「何よりも、やっぱり、あそこで決められるという、彼女の勝負強さを感じました。いつも気持ちを強く持っている選手だからこそ、相手だって駆け引きとかあったと思うけれど、それを上回った結果だと思います。素晴らしかったですね」と、かつての仲間の、世界の舞台で魅せたプレーに拍手を送った。
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