(有賀久子)
昨シーズンの自分よりも成長を〜GK池田咲紀子
8月1日(木)、三菱重工浦和レッズレディースは2024-25シーズンを始動。同日には、リハビリ組の安藤梢、猶本光、菅澤優衣香も合流し、下大久保諏訪社(さいたま市桜区)で安全必勝祈願をおこなった。
アカデミー年代の2007年からトップチームに絡んでいるGK池田咲紀子。初日ながら負荷を高めたゲーム練習では、声を出し、味方を動かした。トップチームで言えば、西川周作のような立場で、池田はGKチームを笑顔でまとめている。
「(始動前に)若手選手のための自主練期間があって、他の2人、(伊能)真弥と(福田)史織は(自主練の)指定選手で参加していました。私もほぼ、グラウンドにいて、(初日から、このぐらいは)やるだろうなと思っていたから、身体を動かしていて良かったです」。
始動日は、自分自身に向き合う時間になる。
池田の、毎年共通する目標は「去年の自分より、今年は良い自分になる」。「課題とか、サッカーの部分で、毎年、いろいろと思うことは違うが、少しずつでも、去年より一歩、成長するとか、そういうことを目標にしないといけないと思いますし、そうあるべきだと思っています。年齢も高くなって、求められているものも、毎年毎年、よりレベルの高いものになってきていると思うので、そこを楽しみながら、自分で、より高いところの自分を想像しながら、1年、頑張りたいなと思います」と話し、自分に向き合う。
経験豊富な池田でさえも、今シーズンは新たな挑戦が待っている。アジアの舞台だ。いよいよ本大会が待っている。「楽しみですね。自分たちにしかできないし、そのチャンスがあるのは、みんなで頑張ってきたから繋がっていると思います。出来れば、すべてのタイトルに対して、自分が貢献したいという思いは強い」とゴールマウスに立つ自分をイメージする。
リーグタイトル獲得の証である5つの星をつけ、新たな1年、池田咲紀子には対戦相手にとっても、伊能と福田にとっても、高い壁であってもらいたい。
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