FW西尾葉音が浦和駒場でのバースデー弾を誓った。
西尾は前節・マイ仙台戦で菅澤優衣香に代わって、85分から出場。
88分、猶本のスルーパスを受け、ペナルティエリア内に進入。相手GKに取られ、追加点とはならなかったが、ビッグチャンスを作った。
西尾の特長である裏に抜けるスピードが見られた。
アカデミー出身で、昇格2年目の西尾。加入当時から猶本光、安藤梢のもと、居残り教練の門をたたいた。
きょうのメニューはトラップからのシュート。
「FWでしょ!?もっと感覚的にできなきゃ」
「もっと本気だして。そこで笑わない」
「タッチ数が多い」
「トラップがね…」
シュートを打つたびにこんな声が飛ぶ。ふたりの矢継ぎ早の指摘が止まらない。
しかし、西尾はめげない。
「おふたり(安藤・猶本)は女子サッカー界ではトップの存在。その2人がチームにいる。吸収できるものは吸収したい」とどん欲だ。
前述のマイ仙台戦の決定機も早速、修正。
ボールの置き所やタイミングが悪かったことから、きのうの練習後、アドバイスを受けた。
「指摘してくれるので、自分のためになり、ありがたい」と話す西尾。ふたりから常日頃、言われている「良い守備からの攻撃。まずは守備を意識したい」とFWながら、その教えを忠実に守っている。
あす27日、20歳の誕生日。
今節、ホーム開催とあって「ジュニアユースから見てきた場所であり、目標にしてきた場所。バースデーゴールを決められれば最高」と話すとともに「女子サッカーといえば、西尾葉音と言われるようになりたい」と5年後の夢を語った。
海外志向が強い西尾葉音。
まずはプロ初ゴールという結果を。
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