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レディース練習レポート|「よくみんなで埋めてくれた」。楠瀬直木監督、前半戦総括と今後の展望|レッズプレス!!

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「よくみんなで埋めてくれた」。楠瀬直木監督、前半戦総括と今後の展望

(佐藤亮太)




※写真はすべて以前のもの

WEリーグは折り返し、約2カ月間のウィンターブレイクの入るなか、きょう25日、三菱重工浦和レッズレディース(以下・浦和)の練習が公開された。

浦和は今季リーグ6勝1敗で2位。皇后杯は準々決勝敗退の戦績。ここまで公式戦2敗がいずれもINAC神戸とまさに目の上のたんこぶとなった。

振り返れば、決して順調ではなかった。

池田咲紀子、高橋はな、柴田華絵ら主力級が次々とケガで離脱するなか、福田史織、石川璃音、島田芽依、丹野凜々香ら若手選手の抜擢や起用にくわえ、安藤梢のCB起用や栗島朱里の復帰が功を奏した。

「よくみんなで埋めてくれた」と話した楠瀬直木監督は「もっとやりくりが大変になり試合内容も(相手の攻撃を)はじき返すのが精いっぱいの展開になると思ったが、そこでみんなが頑張らないといけないとなってくれた。そうした気持ちがリーグ戦の結果につながった」と話せば、柴田で代わりボランチ起用が続く塩越柚歩は「INACには負けてしまったが、やりたいサッカーはできている。チーム力があがっている」と手応えを語った。

離脱中の柴田、長船加奈も順調に回復していることから「いまは良いニュースしかない」と楠瀬監督は期待に胸を膨らませている。

戦線復帰。陣容が揃う一方で、今度は誰を起用するかという嬉しい悩みが出てくる。

楠瀬監督は「練習やチームの活動にプラスになっているかどうかを見たい。目的通りのプレーができるか。練習で点を取れるか、点を防げるか、自他ともに認められるかどうかでスタメンを勝ち取っていく」と明確な起用の基準を示した。

チームはオフを挟み、2月中旬から沖縄キャンプが予定されている。

楠瀬監督は「より点をたくさん取っていきたい。(皇后杯INAC神戸戦では)2点、取られたが3点、4点取れる、魅力あるチームにしたい」と得点力向上をテーマに挙げている。

首位 INAC神戸とは勝点差「1」。心揺さぶる攻撃サッカーで後半、INACを追走する。

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