レディース練習レポート｜上野紗稀「オーバーラップやクロスで目に見える形での成績を残したい」｜レッズプレス!!

上野紗稀「オーバーラップやクロスで目に見える形での成績を残したい」

5月11日、オンラインで以下の三菱重工浦和レッズレディース選手が取材に対応した。

≪清家貴子≫

3連勝し得点できたことは良かった。リーグ優勝は決まったが三菱重工浦和レッズレディースが「ここまでできるんだぞ！」というのを見せたい。

（連戦では得点に絡んだが好調の要因は）
自分的には好調という感じではなく、まだまだできると思う。結果としてゴール、アシストができている。もっとラストの精度を上げたいし、毎試合課題が残る感じ。フィニッシュのところ、決定機を作ることはできているので、そこで決めたらチームとして楽な展開で進めると感じている。

（次の会場である国立競技場のイメージは）
プレーしたことはない。見にいった時は広さを感じた。その中でプレーできるのは幸せなことだと思う。

（どんなプレーを）
優勝は決まったが、INAC神戸レオネッサには直接対決で負けているので、ここで勝てば気持ち良く終われる。変に気負わず勝負に、こだわって楽しみたい。

（I神戸の印象は）
守備がしっかりしている。中々、点を取られていないが、浦和は得点力があるので、そこの勝負。見ている人に楽しんで欲しい。

（1－0での試合、打ち合いの試合、どちらが楽しみ）
やっている方としては、今シーズンは打ち合いが多いので嫌だ（笑）。無失点で勝ちたい。
（リーグダントツの得点力を誇るが）
今シーズンの傾向から言えば2－0は嫌なので、3点は取りたい（笑）。

（水谷有希選手とのバランスは）
今シーズンは、右サイドが固定されていて二人でのタイミングが合ってきたと思っている。水谷選手が落ちてきたら高い位置を取ることを考えている。基本的には水谷選手がバランスを取ってくれているのが大きい。守備時はお互いを見て、1枚が後ろに戻ることを意識している。攻撃では自分が取りたいポジションを取って、水谷選手が合わせてくれるパターンが多い。

（I神戸をどう崩すのか）
サイド突破も、真ん中からも個で抜けることもできる。中盤のロングシュート、セットプレーなど色々なパターンで点を取れるのが強み。色々なパターンの攻めを見て欲しい。

≪上野紗希≫
前々節のアルビレックス新潟レディース戦でリーグ初出場することができた。緊張感を感じていた中で、得点に絡もうと思っていた。短い時間の中でも攻撃の時間を増やせればと思った。次の国立競技場で、プレーできるのは貴重な経験になるので、コンディションを合わせ、もちろんチームが勝つこと、自分の特長を生かせるように試合に入りたい。

（リーグ戦初出場したが、手応えは）
久しぶりに他チーム選手と対戦し、サッカーの楽しさを感じてプレーできた。

（途中出場の難しさは）
失点をしないように気を引き締め、自分のプレーよりも声が大事になる。最後までやり切ることをチーム全体で鼓舞しながらやっていきたいと思っている。

（国立競技場の印象は）
天皇杯決勝を見に行ったが、あの場所で自分たちがプレーすることを考えると震える（笑）。

（意気込みは）
スタートから出る、出ないに限らず、どうプレーをするのかイメージを持ちたい。出た時には攻撃の部分で結果を出したいと思っているので、オーバーラップやクロスで目に見える形での成績を残したい。

（I神戸の印象、出場した時にはどんなプレーを）
相手は得点が取れているので立ち上がりからディフェンスに集中して入りたいと思っている。サイドをえぐってのクロスやセンタリングを強化しているので、場所、角度、アーリークロス込みでアシストを目標に掲げている。

（攻守の切り替えについて）
常に局面が変わるので、どこにスペースがあるのか、消すのかを練習で意識している。

（菅澤優衣香選手が得点王を狙える位置にいるが）
チームとしては、最後まで戦い抜き、菅澤選手を起点に取りにいくことは変わらずにやっていく。個人的にはジェフユナイテッド市原・千葉レディース時代から組んでいたので、私が持った時に動き出す準備をしてくれたり、そのタイミングがあるので、出場した時にはクロスでアシストをして得点につなげたい。菅澤選手には、このままいって欲しいし、チームが勝つためにも菅澤選手の得点が欲しいので、その1つに私がなれるようにやっていきたい。

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