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試合レポート|2021 WEリーグ プレシーズンマッチ・マイナビ仙台レディース戦=試合経過・ポイント|レッズプレス!!

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2021 WEリーグ プレシーズンマッチ・マイナビ仙台レディース戦=試合経過・ポイント

(佐藤亮太)

WEリーグプレシーズンマッチ開幕。仙台戦は1−1で決着

2021WEリーグプレシーズンマッチ開幕戦・三菱重工浦和レッズレディース(浦和)はマイナビ仙台レディース(仙台)と浦和駒場スタジアムで対戦。

試合は37分、浦和がPKのチャンス。これをFW菅澤優衣香が決め先制。その後、浦和ペースで試合は進んだが72分、市瀬のクロスから最後はF宮澤に決められ、同点に追いつかれた。

追加点を取りたい浦和だったが、83分に猶本が右足首を痛め、負傷退場などアクシデントがあった。

規定で交代はハーフタイムを除く3回まで、交代枠は最大7人までだが、この時点で浦和は3回の交代を使い切ったため、残り時間を10人での戦いを強いられた。その中、前後半合わせて三度のピンチを救ったGK池田のファインセーブが光った。

《スタメン》
GK池田咲紀子
DF長嶋玲奈・長船加奈・南萌華・佐々木繭
MF柴田華絵・栗島朱里・水谷有希・塩越柚歩・猶本光
FW菅澤優衣香

《交代》
ハーフタイム DF長嶋→MF遠藤優
61分MF塩越→FW安藤梢
66分MF水谷→DF上野紗稀
72分MF栗島→FW島田芽依

調整不足・連係不足が目立った開幕戦

1−1のスコアは妥当な結果だった。昨季リーグ覇者である浦和は今年どんな試合を見せてくれるのか期待していたが、コンディション、連係ともに調整不足は否めなかった。

新チームの仙台相手に出方が分からず、浦和は開始序盤、様子見で割り切った。しかし、開始40秒でCKを与えたばかりか、8分、15分と決定機を作られた。なんとかバーとGK池田に助けられたが、ヒヤヒヤものだった。結果、これで目が覚めたのか、一気呵成に浦和が攻めた。

20分、猶本がヘッド。29分に佐々木のロングボールから最後は水谷がミドル。34分にFKから菅澤。この猛攻が38分のPKにつながった。続く41分、猶本のクロスに菅澤がヘッドと相手を押し込んだ。

即奪取。即回収。即速攻。昨季からのポジションにこだわらない相互補完サッカーが表現された。

たしかにそれなりの形はあった。しかし、時間経過とともに落ちるゲーム体力。さらにパスミス、連係ミスが目立ち、追加点の予感は薄かった。

これに仙台が息を吹き返す。今季、仙台は松田岳男監督のもと、激しいプレスとショートカウンターが特徴。見ているぶんにはあまり感じられなかったが、松田監督いわく、前半の自軍の戦いぶりを「守備ではリスクを冒せない。攻撃では逃げのパスばかり」と酷評。ハーフタイムでは喝をいれたそうだがこれが効いた。

ぽっかり空いたスペースに放り込まれ、高い位置で奪ってからのカウンター。同点ゴールを含め、浦和は何度もピンチを招き、終盤は押し込まれてばかり。また仙台にはGK松本、MF長野、FW白木といった古巣対決に燃える選手がいたことも少ながらず勢いづけたかもしれない。

チャンスの数のわりに肝心の得点が入らなかったのは今後の課題となった。

「ふがいない部分があった」、「内容が思っていたようなものではなかった」と試合後の楠瀬監督。理由の1つに代表選手が多くいるチームにあって、コンディション調整などでうまくすりあわせができなかったとした。

そもそも今年はWEリーグ開幕、今夏予定される東京五輪開催があいまってイレギュラーなシーズン。圧倒的に試合数は少なく、試合感、ゲーム体力の維持、コンディション調整に苦慮することは目に見えている。

WEリーグでは1試合の平均観客数を5000人と設定している。ちなみに今日の浦和駒場は1504人。今秋のリーグ開幕への下地として、次の試合を見に行きたくなるプレーや試合を提供できるかは疑問だ。

さらに浦和は追われる立場。ほぼ完成されたチームがさらに精度を上げ、仕上げることは難しい。また戦う選手のマンネリズムもあれば、相手の研究だってある。内憂外患。そうした難題と取り組みながらの2021年シーズン。森総監督・楠瀬監督体制はどのように対応していくか、腕の見せどころだ。



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