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試合レポート|第42回皇后杯全日本サッカー選手権大会準決勝・アルビレックス新潟レディース戦=見どころ|レッズプレス!!

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第42回皇后杯全日本サッカー選手権大会準決勝・アルビレックス新潟レディース戦=見どころ

(佐藤亮太)

自分たちのサッカーを曲げない

20日に行われた雪の仙台での皇后杯準々決勝・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦。浦和レッズレディースは前半で2点先行。このまま勝つと思いきや、後半に2失点し、同点に追いつかれた。

しかし、動じず、2失点目からの6分後の83分、セットプレーで追加点を挙げ、競り勝つなど、堂々とした戦いぶりを見せた。

チームは皇后杯ここまでMF柴田華絵の欠場をものともせず、複数ポジションをこなせる選手たちの相互補完で勝ち済んだ。

千葉L戦ではFW菅澤優衣香がスタメン出場し80分までプレー。得点源の復帰は2冠達成に向けて、明るい材料だ。

準決勝の対戦相手は新潟L。準々決勝でINAC神戸に3−2の逆転勝ち。古巣相手にDF北川ひかるが張り切りそうだ。

新潟L戦を展望した森栄次監督は「相手より自分たちが、自分たちのサッカーをして勝っていこうよと。そこを曲げずにやっていきたい」と話した。奇をてらわず、これまで培ったサッカーで頂点を目指す。

負けたら終わりの皇后杯。それなりにプレッシャーはあるはずだが選手からは「目の前の相手に勝つ」「リーグと同じように1戦1戦、戦っていく」と変わらぬ気構え。

だからこそ「チームとして良い方向に向いていると思う」とキャプテンマークをつけるDF南萌華の言葉が頼もしい。


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