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試合レポート|2020プレナスなでしこリーグ1部第12節・セレッソ大阪堺レディース戦=ダイジェスト・コメント|レッズプレス!!

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2020プレナスなでしこリーグ1部第12節・セレッソ大阪堺レディース戦=ダイジェスト・コメント

浦和レッズレディース、セレッソ大阪堺レディースとスコアレスドロー

首位を走る浦和レッズレディースは、セレッソ大阪堺レディースとアウェイゲームを行った。試合は互いに決定機を作りながらも一歩及ばず、スコアレスドローとなった。

《浦和レッズレディース》
GK池田咲紀子
DF清家貴子・長船加奈・南萌華・佐々木繭
MF栗島朱里・柴田華絵・塩越柚歩・猶本光・水谷有希
FW菅澤優衣香

(交代)
ハーフタイム:MF塩越→FW安藤梢
ハーフタイム:DF清家→MF遠藤優
65分:MF栗島→DF上野紗稀
69分:FW菅澤→DF高橋はな

最初にチャンスを作ったのは浦和。6分、MF猶本→FW菅澤→MF水谷とつなぎ、右サイドを駆け上がるDF清家がクロス。これをMF猶本、MF柴田が連続シュート。

12分、C大阪。最終ラインからのロングパスに追いついたFW浜野がペナルティーエリアに進入し、横パス。これをFW矢形が打とうとした直前、浦和DF佐々木がクリアした。

浦和は主導権を握りながら、27分、FKのチャンスでMF猶本がGK強襲の強烈なシュート。30分にはDF清家→MF塩越→DF清家とワンツーで抜け出してクロス。続くCKからのこぼれ球を拾ったMF水谷のクロスにFW菅澤が頭を合わせた。

カウンターからチャンスを作るC大阪は39分、FW北村→MF井上がスルーパス。これにMF林が追いつきシュート。GK池田がファンブルしたものの、味方がクリアして事なきを得た。それぞれ決定機がありながら、決めることができず、前半終了。

後半、浦和はFW安藤、MF遠藤を投入してスタート。前半に引き続き、パスで崩そうとする浦和。裏を狙うC大阪。この構図で試合は進んだ。攻め込む浦和だが、カウンター狙いかC大阪はゴール前に6人並べて守備固め。前に行けなかったのか、これがC大阪の狙いなのか。浦和はサイド、中央とパスで崩そうとしたものの、シュートを打とうにも相手DFに阻まれるばかり。

68分、浦和はFW菅澤を下げてDF高橋を前線に入れ、打開を図ったが状況は変わらず。最終盤、CK、FKで畳みかけたがスコアレスドローで終わった。

今日の試合を総括すれば、シュート数はC大阪の4本に対して浦和は13本と圧倒しながら攻め切れず、勝点2を失ったという見方ができる。実際、試合終了後の選手たちは勝てなかった悔しさをかみしめているようだった。

しかし、その一方で相手の術中、つまり守ってカウンターという狙いにハマらず、無失点で終われたことは大きな収穫といっていい。

今季はC大阪に勝てないままとなり、勝利は来季に持ち越しとなったが、決して下を向く引き分けではない。

≪森栄次監督≫
今日の試合はアジリティーも高く、運動量も多い相手だったので、少し手こずるかなと思っていた。良い部分もあったが、思うようにいかなかったところも多かった。前半0-0で折り返し、後半勝負と思い、仕掛けられる選手を起用して、1対1、ワンツーで相手の背中をとりにいこうとしたが、うまくできなくて、リーグで今年初めての引き分けとなった。選手は最後までよく走り頑張ってくれた。ポイント1は取れたので、前向きに考えて次の試合に向けて臨みたいと思う。

≪佐々木繭≫
前節、I神戸にいい内容で勝てたので、今日も勝ちたかった。後半、相手が守りに入ってきた中で、どう崩していくか、これからの自分たちの課題だと思う。相手が結構、球際を激しく来る中で、自分たちがもう少しいいポジションを取ったりして、スムーズにボールをゴールまで運べていければ良かったと思う。

≪柴田華絵≫
前回の反省を生かして、入りはこちらからしっかりプレッシャーを掛けるというところや、球際のところで強く行くという部分をチームで話し合って入った。そういった部分がしっかりできたこと、失点をしなかったのはすごく良かったと思うが、やはり得点という部分でしっかり点を取って勝ちたかったと思っている。

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