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試合レポート|2020プレナスなでしこリーグ1部第11節・INAC神戸レオネッサ戦=ダイジェスト|レッズプレス!!

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2020プレナスなでしこリーグ1部第11節・INAC神戸レオネッサ戦=ダイジェスト

菅澤優衣香のハットトリックで浦和レッズレディースは6連勝

21日(月・祝)、浦和駒場スタジアムで2020プレナスなでしこリーグ第11節・I神戸戦が行われ、4−1で浦和Lが勝利を収めた。

I神戸とは約1カ月前の第6節で対戦し、1−0で勝利を収めているが、白星がどちらに転ぶか分からない内容だったこともあり、今節も紙一重の勝負が予想された。

その中、浦和Lは[4−2−3−1]の布陣でスタート。最終ラインには長船に代わり高橋が入り、リーグトップの得点を記録する菅澤が1トップ。その下に猶本が構える形となった。

先制は浦和L。2分、猶本が相手CBにプレッシャーをかける。焦ったGKから出たボールは菅澤の足元に。それを背番号9は落ち着いて右足でゴールマウスに蹴り込んだ。

バタつくアウェイチームを尻目に、最高の立ち上がりをしたホームチームはボールを保持して攻撃の姿勢を強める。I神戸の狙いは高いラインの裏と清家が上がった後のスペースだったが、CBとボランチが必ずカバーに入ることで大事には至らない。

そして34分、裏に出たボールに対して菅澤が加速。相手DFを抜き去ると、低い弾道のボールを右足で打ち込みネットを揺らした。その後も菅澤を中心に攻めたて、ビルドアップ時のインターセプトからチャンスを作っていたが、39分にミドルシュートを叩き込まれ、前半を2−1で折り返す。

48分には佐々木が得たPKを菅澤がゴール右隅に決めて、ハットトリックを達成。

「1点目は相手GKがミス。光が良いプレッシャーをかけてくれた部分もあって、落ち着いて決められた。2点目も光がボールに絡んでくれて、相手のボールの処理の悪さは経験して知っていたので。1対1はあの場面になったらループを狙おうと。3点目は落ち着いてPKを決められてよかった」と菅澤は3得点を振り返った。

浦和Lの進撃はこれだけでは終わらない。60分には鋭いカウンターを成功させる。自陣からボールを奪うと清家が長い距離をドリブルで持ち運び、中央へ折り返し、猶本がダイレクトで右足で合わせて4点目を得た。

「ミートして流し込む感じのイメージで蹴った」(猶本)。

攻撃の手を緩めない浦和Lは78分に菅澤が競ったボールを清家が拾い、ドリブルシュートを放つも枠を捉え切れず。だが、このまま強かにゲームを終わらせて6連勝。首位の浦和Lは2位との勝点差を8にした。

森監督は「メンタル的なとこから入り、以前1−0で勝っているが『中盤で作って1対1で負けない入りをしよう』と。1点を入れて、前半2−1で折り返してくれて内容も悪くなかった。後半も点が入った良い内容のゲームだった」と語った。

個では劣る部分もあるかもしれないが、集団として成長し、運動量で負けないことが浦和Lの強さにつながり、エース・菅澤が得点を取ることで、チームをけん引している。

終われる立場だが気負いはない。常にチャレンジャーの気持ちで戦っていくだけである。

日時/9月21日(月・祝)17時キックオフ
会場/浦和駒場スタジアム
試合終了/4対1
観客数/1661人
主審/ ?橋早織
副審/草処和江・?橋一生
第4の審判員/佐山志功

浦和レッズレディース
監督/森栄次

先発
GK:池田咲紀子(90分→福田史織)
DF:清家貴子、高橋はな、南萌華、佐々木繭
MF:栗島朱里(82分→乗松瑠華)、柴田華絵、水谷有希(82分→長嶋玲奈)、猶本光(71分→安藤梢)、塩越柚歩
FW:菅澤優衣香

サブ
GK:福田史織
DF:乗松瑠華、上野紗稀、長嶋玲奈
MF:遠藤優
FW安藤梢、大熊良奈

得点
2分 菅澤(浦和L)
34分 菅澤(浦和L)
39分 杉田(I神戸)
48分 菅澤(浦和L)
60分 猶本(浦和L)

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