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試合レポート|2019プレナスなでしこリーグカップ1部Bグループ第10節マイナビベガルタ仙台レディース戦=試合展開、コメント|レッズプレス!!
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2019プレナスなでしこリーグカップ1部Bグループ第10節マイナビベガルタ仙台レディース戦=試合展開、コメント
スコアレスドローに持ち込み、決勝トーナメント進出
14日(日)、浦和駒場スタジアムでプレナスなでしこリーグカップBグループ第10節マイナビベガルタ仙台レディース戦が行われ、浦和レッズレディースは0−0で終え、決勝トーナメント進出を決めた。
立ち上がりから浦和は右サイドを攻撃のベースとし、仙台陣内に押し入る。水谷のクロスを安藤がヘディングで合わせるもGK正面。14分にも清家が鋭いクロスを入れて得点の匂いを感じさせたが、17分にピンチが訪れる。中央を崩されるとクロスに対応できず、ボールがゴール前を横切った。その後、セットプレーの機会は増えてチャンスを作るも、GKの壁を破れず前半をスコアレスで折り返した。
迎えた後半、浦和の時間帯が続いた。浦和が決勝トーナメントに進む条件として、引き分け以上の結果が必要となる。負けさえしなければいいのだが、森英次監督は勝点3をもぎとりに行く。
81分には水谷に代えて菅澤を投入。高橋との2トップを構成し、前線に迫力を出して行く。
一方、勝つ以外道がない仙台は試合終盤に圧力をかけ、パワープレーでゴールをこじ開けにくるが、浦和は決してひるまず体を張って守る。
最後まで集中した結果、仙台の猛攻をしのぎ切り、決勝トーナメントのチケットを確保した。
≪森栄次監督≫
1つの関門を超えた、嬉しい。代表選手もいない中で選手を回すことに苦労した部分がある。引き分けも多く、上手い展開を作れずにいたが、ここまで来れたことは嬉しい。
(試合を振り返ると?)マイナビが前から来ることは分かっていた。どうポゼッションを中心にやれるかが課題だった。出来たところ、凌いだところもある。非常に大きいゲームだったと思う。
(試合前のプランは?)スタートはポゼッションを中心に回すこと、サイドからの展開とセットプレーが鍵になると思っていた。
(なかなか決定機を生かせなかったが?)不慣れな高橋をトップにしていたので、コンビネーションが合っていなかった。急きょの形になったので計算外もあった。後半は落ち着いてボールを回すことを指示した。
(布陣を変えたのは?)中央でボールが入っていなかったこと、裏へ飛び出す選手、安藤のスピードを生かすため。
(次戦に向けて)自分たちのサッカーをして、100%の力を出して戦いたい。
≪水谷有希≫
(かなりポジションを変えていたが?)存在感を出すとマークにつかれるので(笑)。相手のDFラインの間でボールを受けて、自分が前を向いていくことを意識し、中でちょろちょろとしていた。
(サイドでの連係は?)(清家)貴子の特長は分かっているので、そこを使い分けて良さを生かすことをいつも思っている。
(試合を振り返ると?)負けたら終わりのハラハラ感もある中で、難しさはあった。
≪高橋はな≫
チームとして勝点3を狙っていて、その仕事が出来なかったことに悔しさはある。0−0は満足していないが、次に進むことが大事なので、最低限の結果は出せたと思っている。後半、相手はパワープレーになったが、つなぐことを貫けたら、もう少し楽な展開になったと感じる。
(チームとしてセットプレーを生かしたかった?)コーナーの数も多く、いいボールも来ていたので練習をしたい。
(決勝トーナメントに向けて)みんなで頑張った結果が決勝トーナメントにつながった。今の部分だと厳しい部分もあるので、チーム・個人として成長して行きたい。
≪安藤梢≫
チーム一丸となって決勝トーナメントに行けたのは嬉しい。
(試合を振り返ると?)苦しかった印象。勝って決めたかったが、守備陣がゼロで抑えてくれた。攻撃面で押し込んだ時にシュートまでいけない場面が多く、崩すことが課題。
(9日は誕生日だったが、良いプレゼントになったか?)みんなとサッカーを出来ているのが幸せ(笑)。
(決勝トーナメントに向けて)チームみんなでここまできた。優勝に向けて準備をして勝ちに行きたい。
≪南萌華≫
勝って決勝トーナメントに進みたかったのが正直なところだが、失点せずに駒を進められたのはプラス。まだ課題が多いので準備したい。
(課題とは?)相手が蹴ってくる時に、ボールを保持する時間が長ければキツイ展開にならない。チームで共有したい。
(最後、相手のセットプレーが続いたが?)そこで失点をしたらすべて無駄になるので、声をかけて守った。
(W杯後のゲームとなったが?)チームの戦いに慣れて、出来ている。代表に参加した身としてチームを引っ張りたい。ゲームコントロールをしていきたい。
≪松本真未子≫
最低限のことは出来たが、勝って進みたかった。引き分け以上が目標だったので、ゼロで抑えることを考えて臨んだ。
(自身のプレーについて)ストロングはシュートストップ。危険な場面にさせないことをもっと改善していきたい。
(決勝トーナメントに向けて)優勝を目標にしているので、しっかりと駒を進めたい。
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