back

試合レポート|2019プレナスなでしこリーグカップ1部Bグループ第5節INAC神戸戦=試合展開、コメント|レッズプレス!!

top
2019プレナスなでしこリーグカップ1部Bグループ第5節INAC神戸戦=試合展開、コメント

浦和レディース、首位のINAC神戸に力負け

浦和駒場スタジアムで6月16日(日)、2019プレナスなでしこリーグカップ第6節INAC神戸レオネッサ戦が行われ、浦和レッズレディースは0−2で黒星を喫した。
 
両チームとも女子W杯に臨んでいるなでしこジャパン(レッズレディースが3人、I神戸が4人)が抜けた中での戦いとなった。

開始3分、清家貴子のクロスを長嶋玲奈がヘディングで合わせるが、これはGK正面。この後も右サイドを起点にゴールを脅かすと、カウンターから安藤梢がシュートを狙うがファインセーブに遭う。

19分にはPKのチャンスを与えてしまうが“守護神”松本真未子がこれをストップ。I神戸の前に大きく立ちはだかった。

しかし23分、約35メートルの距離からスーパーロングシュートを決められて失点。その後、裏を取られる場面が増え、1点ビハインドで前半を折り返した。

セカンドハーフから水谷有希に変えて柴山史菜を投入。SBだった清家をFWに上げ、ラインの攻略を狙うが、プレスがハマらず主導権を握れない。

その中で60分、ビッグチャンスが訪れる。ゴール前の混戦で吉良知夏が足を振るもクリアをされてしまった。

82分には清家がドリブルでボックス内に侵入し右足を振るが惜しくもサイドネット。84分に吉良知夏から植村祥子に代えると、87分、左からのパスをペナルティーエリア内でつながれ追加点を許した。

これでグループ首位を走るI神戸との勝点差は8となった。2位の浦和レディースには、3位の伊賀フットボールクラブくノ一が勝点2差で迫る。

次節は23日(日)に浦和駒場で伊賀FCと直接対決となる。

日時/6月16日(日)14時キックオフ
会場/浦和駒場スタジアム
試合終了/0対2
観客数/1369人
主審/朝倉みな子
副審/橋本裕章、額賀美沙子
第4の審判/池田朋代

浦和レッズレディース
監督/森栄次

先発
GK:松本真未子
DF:清家貴子、長船加奈、高橋はな、佐々木繭
MF:栗島朱里、柴田華絵、吉良知夏(84分:植村祥子)、水谷有希(HT:柴山史菜)、長嶋玲奈
FW:安藤梢

サブ
GK:福田史織
MF:大熊良奈、柳澤紗希、柴山史菜、井戸ケイト
FW:植村祥子


得点
23分 I神戸(八坂芽依)
87分 I神戸(仲田歩夢)


≪森栄次監督≫
自分たちがボールを握れる時間が少なかったこと、プレスのかけ方が弱かった。前半を0−0で帰ってくればよかったがビハインドで後半を迎えたことは痛かった。チャンスを作るまでは行くのだが、最後の壁というか、ネットを揺らせなかったことは反省をしていかなければならない。

(ハーフタイムには?)システムを変え、清家をトップに持っていき、前に重みを持たせ「清家を中心に攻撃して、ゴールを狙おう」と話した。

(スペースを見つける作業は?)I神戸は攻守の切り替えが速く、スペースを与えてくれなかった。ボールを保持しながら裏を突いて行く作業が思った以上に出来なかった。

(次戦に向けて?)まだ決勝トーナメントに行ける可能性は残しているので、チーム一丸となって戦いたいと思う。

≪高橋はな≫
チームとして勝利が求められた。代表選手も不在だが、変わらずやって行こうと話していた。

(手応えは?)失点がなければ良かったが出来たことを今後に生かしたい。

(PKの場面は?)まだまだな部分が出てしまったが松本選手がセーブしてくれたので、その後の失点は申し訳なかった。

(ビハインドで迎えた後半は?)甘さが出たところで技術やチーム力で攻められたので、もうひと踏ん張りしたかった。点をとらなければいけない状況だったので前に行ったことを結果につなげたかった。

≪松本真未子≫
(PKの場面は?)無我夢中で飛ぶ方向を決めていた。

(失点の場面は?)1点目は一歩が命取りとなって、2点目はイレギュラーだったが止めたかった。悔しい。

(ナイスセーブもたくさんあったが?)出来ていることもあるので下を向かずに、後ろから鼓舞できるようにやって行きたい。

≪清家貴子≫
失点はしたが気持ちは切れてなかった。

(崩すイメージは?)ガンガン仕掛けて行こうと思ってプレーをした。FWになって裏で起点を作り、シュートを意識した。前にかけられる人数が少なく、攻守のスピードがいつもより遅かった。ただ自分たちは残り試合を全勝すれば突破が出来るので、しっかりと続けて行きたい。

≪長嶋玲奈≫
立ち上がりは支配することが出来た。失点してから相手にボールを持たれる時間が増えてしまった。修正できずに負けてしまったと感じる。

(チームとしてビッグチャンスを作っていたが?)決め切ることが出来ていないので次の試合では修正したい。I神戸はボール回しや回収の速さが違うので、自分たちはそれを身に付けたい。

≪吉良知夏≫
相手は個人でも技術が高い選手が揃っていて、松本選手がPKを止めてくれて、チームとして流れを呼び込んだ中で失点をしてしまった。後半のチャンスを決めていれば展開も変わったと思う。反省が多い試合となった。

(I神戸の強さをどう感じた?)お互いに代表選手がいない中で、やれることもあった。次もホームなので良い準備をして続けて行きたい。伊賀FCとは前回対戦で接戦の試合だったので勝てるように頑張りたい。(惜しいシュートもあったが?)狙い過ぎてしまった。

(石田達也)
 ・・・・・・

ログイン・会員登録はコチラから
すべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。



レッズレディースTOPへ


(c)REDS PRESS