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試合レポート|2019プレナスなでしこリーグ1部第7節・ノジマステラ神奈川相模原戦=試合展開、コメント|レッズプレス!!

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2019プレナスなでしこリーグ1部第7節・ノジマステラ神奈川相模原戦=試合展開、コメント

菅澤がハットトリック。4−1で浦和が首位に再浮上!!

浦和レッズレディースが4得点で完勝。首位に再浮上した。なでしこリーグ第7節、浦和レッズレディースはノジマステラ神奈川相模原と対戦。前節、INAC神戸に0−1で敗れた浦和は、中3日でアウェイゲームを迎えた。メンバーは前節とほぼ変わらず。南萌華に代わって高橋はなが先発した。

序盤、浦和はノジマに徹底してラインの裏を狙われた。何度かピンチはあったが、27分にセットプレーから菅澤が頭で合わせて浦和が先制したあと、試合の潮目は変わった。

35分、右サイドの安藤のクロスにゴール正面の吉良。37分、同じく右サイドの清家のクロスに菅澤がヘッド。いずれもフリーだっただけに決めたかった。

38分、栗島のスルーパスに抜け出した菅澤が冷静に流し込み浦和が追加点。

40分、水谷のパスに走り込んだ清家が決めて浦和が3点目。

41分にはこぼれ球から吉良がミドルシュートを放った。前半は3−0で終了した。

後半に入っても浦和の勢いは止まらず。60分に右サイドの清家のシュート性のクロスにゴール前で安藤が合わせる。ゴールかと思われたが、相手GKに惜しくもかき出される。

61分、カウンターから水谷のスルーパスに菅澤が抜け出してGKと1対1に。今度はおしゃれにループシュートを決めて4−0.菅澤がハットトリックを達成した。

70分には水谷を下げて乗松を投入。布陣を4−2−3−1から4−4−2にシフト。73分に前がかりのノジマステラにゴールを奪われたものの、その後はなんとか跳ね返して試合終了。

試合は菅澤のハットトリック、清家のゴールで浦和が4−1で勝利。勝ち点を15に伸ばした。

日テレベレーザがINAC神戸と1−1−で引き分けたため、浦和が勝点1差で首位に再浮上した。

《スタメン》
GK池田咲紀子
DF清家貴子・長船加奈・高橋はな・佐々木繭
MF栗島朱里・柴田華絵・吉良知夏・水谷有希・安藤梢
FW菅澤優衣香

《交代》
70分MF水谷→MF乗松瑠華
90分MF吉良→FW大熊良奈

《得点》
27分・38分・61分FW菅澤
40分DF清家貴子

《森栄次監督》
前半から積極的に攻めようと伝えた。

(風がやや強めに吹いていましたが、何か指示は与えましたか?)風のことは指示しなかったが、試合前に水が撒かれていたので、「滑りやすくなるよ」とは伝えた。乾いたので、積極的に裏を狙っていこうと伝えた。

(高橋選手が先発でしたが)前の試合で南がケガ(右ふともも打撲)をしたので。試合に出られるかどうか話したら難しいという返事だった。南、長船、高橋の3人でと考えていた。ローテーションという意味で。出そうと思えば試合に出せたが、大事をとった。

(菅澤選手がハットトリックでしたが?)試合前に浦和の特長として、CB2人が強く、1トップの菅澤がボールを収める強さがある。前に収まれば前を向ける。良いところ、長所を出していこうと伝えて、それが良い方向に向いてくれた。

(4−1というスコアについて)もうちょっとこだわると、ボール回し方、選手同士の関わり方はいまひとつ。結果4点取れたことは良かったが、これからのことを考えれば、中身はもう少しできた。もっとやって欲しかった。

球際やボールの回収率……はそれほど高くなかった。五分五分のボールは相手チームに取られていたので、もう1つランクを上げていきたい。

(首位再浮上でしたが?)三日天下にならないように(笑)。上の順位にいてくれればいいし、できれば(首位と)くっついていければ。追われるより、追いかけたほうが良いので(笑)。

《菅澤優衣香》
勝点3が取れ、4点取れたことはチームにはプラス。失点はもったいなかった。1点目はニアに来るかなと思ったら本当に来た。あとは触るだけだった。

(ハットトリックについて)FWとしての仕事はできた。良いパスだったので冷静に決めた。位置を見ながらGKと駆け引きをした。チームを勝ちに導くことができた。守備に関しても全員でできた。前半戦、残り2節も勝ちたい。

(4−1という結果について)自分も含めて、チーム全体としてシュートチャンスはあったが、決め切れない場面があったので、スッキリはしていない。

《清家貴子》
序盤、試合のペースを握れなかったが、セットプレーからの1点目で余裕をもって戦えた。ミーティングでは自分たちの強みを再確認した。

(ゴールについて)前が空いて良いボールが来たので、サイドから進入した。GKが準備する前のタイミングで、空いたところを狙って決めた。FWのときよりも力まず、パスを出すような感覚でシュートした。後半、相手が前がかりになる中で失点したが、4点取れたことは自信になる。この勢いでいきたい。

《水谷有希》
(今日は2アシストでしたが?)相手はディフェンスラインが下がるという分析があったので、その間を突くことを意識した。

(首位再浮上ですが)いまの順位はあくまで通過点。首位に立つことは大事だが、これに喜ばず、満足することなく、勝点3を積み重ねることが大事。

《池田咲紀子》
チームとして勝てて良かった。個人的にはさまざまな局面での課題は見つかったが、前半は点が取れて、勝ち切ることはできた。

(やや強めの南風が吹いていましたが?)ロングボールが多くなり、自分だけで解決するのではなく、味方がパスコースを作るなど動かしていくことを意識した。

(4−1の大勝ですが)試合の状況、スコアにそったボールの動かし方をもっと突き詰めたい。若い選手もいるので、試合ごと、普段の練習で感じて積み重ねたい。

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