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試合レポート|2017プレナスなでしこリーグ1部第9節・アルビレックス新潟レディース戦=試合ダイジェスト&コメント|レッズプレス!!

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2017プレナスなでしこリーグ1部第9節・アルビレックス新潟レディース戦=試合ダイジェスト&コメント

またも零封!苦手新潟に3−0で4連勝!

5月21日(日)、ホーム・浦和駒場スタジアム。浦和レッズレディース(5位)は2017プレナスなでしこリーグ1部 第9節・アルビレックス新潟レディース戦に臨んだ。

4月29日(祝・土)の公式戦から4試合連続で完封し、さらに3連勝中の浦和は、苦手意識の強い新潟相手に、開始7分で先制に成功。一瞬のスキをつき、ディフェンスラインの裏に抜け出したFW菅澤優衣香がスピードに乗ったまま、冷静にシュートを決めた。34分にはFW吉良知夏がMF猶本光からのパスを確実に決めて、2−0。

気温31.1℃と真夏日を記録した1日。体力が消耗する中、交代選手を含めて浦和は総力戦で戦った。後半は試合を動かすことができずにいたが、運動量が求められるサイドバックの左を務めたDF木崎あおいが81分、相手のミスを突いてボールを保持し、力強さを持ってゴールを狙い、見事にサイドに突き刺した。

浦和は3−0で完封勝利。終盤には、センターバックのDF長船加奈を下げて、2016シーズン加入のDF長嶋洸をピッチに立たせた。長嶋洸にとって、待望のなでしこリーグ初出場となった。

2017プレナスなでしこリーグ1部 第9節 アルビレックス新潟レディース戦
日時/5月21日(日) 14:00キックオフ
会場/浦和駒場スタジアム(埼玉県)
試合終了/3対0 (前半2対0) 勝利
観客数/1,549人
主審/山下 良美
副審/草処 和江、梅田 和洋
第4の審判員/對馬 和恵

浦和レッズ
監督/石原孝尚

≪先発メンバー≫
GK:池田咲紀子
DF:栗島朱里(74分→三谷沙也加)・長船加奈(86分→長嶋洸)・高畑志帆・木崎あおい
MF:柴田華絵・筏井りさ・猶本光・加藤千佳
FW:菅澤優衣香・吉良知夏(64分→塩越柚歩)

≪SUB》
GK:松本真未子
MF:遠藤優
FW:白木星・清家貴子

□得点□
7分 菅澤優衣香(浦和)
34分 吉良知夏(浦和)
81分 木崎あおい(浦和)

《石原孝尚監督》
浦和にはそこ(2トップの強さが)あるので、相手の狙いを外すのは簡単だが、本当は、作りの部分をやりながら良いタイミングでというのを(前半は狙いのサッカーではなかったので)後半でやろうと思ったが、暑い中、それが中途半端になる感じがあったため、はっきりとゲームコントロールをし、失点はしたくないなと思いながらゲームを進めていた。

(本来の狙いは)もう少しボールを動かしながら背後やサイドを狙いたかった。猶本(光)が少し高い位置を取っていたので、後ろはなかなか作りにくかったのがあったが、逆に言うと、ボールを拾えた時のチャンスはあったので、そのバランスがもう少し整えられたら良かったのかなと思う。

こちらがバランスを崩してしまうと、向こうにも勢いはあるし、それを狙ってきていたのもあって難しい中で、中盤でボールを収めるために塩越(柚歩)を出した。それによって猶本が前に出ていけるなという考えがあったので。栗島(朱里)は足を攣ってしまったので代え、長船(加奈)は最後までいけたのだが、長嶋洸がメンバー入りできていたので。1回試合に出ておくと、今後につながる。

(直後にプレーが止まったタイミングで筏井へ指示を与えたのは)塩越を入れて、猶本が出ていくことが増えるから、筏井のところでバランスをとってくれという話をした。その前は2枚並べ、少し前向きにという話だったが、猶本も攻撃力がある選手で、後ろからどんどんと出ていける方が良いから。前に行くということは(中盤が)空くので、そこは筏井がということを伝えた。

(2トップの調子が良いが)ですね。でも、控えている白木星も清家貴子もいるし、安藤梢も帰ってくる。本当にみんなでしっかりと勝ちきるチームになりたい。

(チームとしての違いは)最初にINAC、ベレーザが続き、そこではどのくらいやれるかというところをチャレンジしてみようという想いがあった。ポゼッションという意味では相手を圧倒できたし、守備のところも機能したが、結果は少し向こうの方がうまく(点を)取ってきた。最初からこういうふうではなく、最初の何試合でちゃんと打ち込んでいたことが今につながっているかな。暑さがあり、これからは運動量が下がっていくと思うけれど。あそこ(上位陣との対決)で逃げて守備的にという形ではなく、自分たちが思っているようにやった。じゃないと、課題が出て自分たちが成長しないので。ごまかして勝つこともできるが、そういうことは今年しないつもりなので。毎試合、毎試合、武器を増やしながら前に進めている。

INAC戦、1戦目はチャレンジチームだったが、次はきっちりと勝たなければいけないというところのバランスだなと思っている。

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