8月17日(日)、三菱重工浦和レッズレディースは、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで、2025/26 SOMPO WEリーグ第2節・アルビレックス新潟レディース戦に臨んだ。
終わってみれば、5対0と大量得点での大勝。伊藤美紀の試合と言っても過言ではない。華麗に高校卒業後初のハットトリックを決めた。また、丹野凜々香と平川陽菜にWEリーグ初得点が記録された。次節はまたもアウェイゲームで、日テレ・東京ヴェルディベレーザとの対戦を迎える。
ホーム浦和駒場スタジアムで迎えた、先週の今シーズンの開幕戦・サンフレッチェ広島レジーナ戦はスコアレスドローに終わり、昨シーズンの課題の1つである得点力を高め、是が非でも勝利をあげたかったところ。堀孝史監督は、前節の後半の組み合わせを中心に、先発メンバーを構成。その中で、右に丹野凜々香、左に榊原琴乃を配置した。
序盤は、滝川結女を軸に新潟が浦和陣内に押しこんできたが、その勢いに慣れていくと、次第に後方からのパスの繋ぎで前進できるようになった。特に左からの攻撃は、伊藤美紀と榊原琴乃の個人技と連係が光り、加えて、左サイドバックの長嶋玲奈も果敢に高い位置を取り、厚みを作った。
迎えた12分、パスを繋いで相手の守備を剥がすと、最後は1トップの島田芽依の落としに、伊藤がダイレクトシュート。ゴール右上へたたき込んだ。浦和が待望の先制点を決めた。
19分には、右サイドバックの櫻井まと?かがロングボールで同サイドの丹野を走らせると、一度は相手ボールになるも、加藤千佳が新潟の繋ぎのパスカットに成功。加藤はシンプルに、中の伊藤に預け、伊藤はペナルティーエリア外からコントロールショット。豪快にゴールネットを揺らし、2対0とした。
以降、2点リードがプレーの安定性を生み、攻守にゲームを支配し、時計を進めた。前半アディショナルタイムは3分。45+1分、右の櫻井がゆっくりとボールを運ぶと、右に移動した伊藤がボールを引き取り、前線の島田へ。島田は、ペナルティーエリア内の混戦の中、ボールをキープして、右から侵入を図った丹野へ浮き球パス。丹野はしっかりとボールをコントロールして前進すると、前に出てきたGKの動きを見ながら、シュート。WEリーグ初得点を決めた。
前半だけで3対0と、大量得点でリードし、ハーフタイムに入った。
後半から、浦和ベンチは丹野に代えてU-19日本代表として活躍した藤?智子を、加藤に代えて平川陽菜を投入した。意図をもってボールを繋ぎながら、前線の島田を狙っていく。島田にも、いくつか好機が生まれた。
67分、最終ラインから左サイドを繋いで新潟陣内に入ると、榊原が切り返し、優位をとって島田がキープ。受けに入った伊藤が、ダイレクトで、中央へラストパス。受けた平川陽菜が冷静に押しこみ、WEリーグ初得点を決めた。4対0。
69分、水谷有希を投入し、左サイドバックへ。長嶋を右SBに移動。
75分には、新潟の保持に対して、角田楓佳がプレッシャーを掛け、ボールを下げさせると、伊藤がすかさずプレッシャーを掛け、奪いきった。自身で持ち運び、右足シュート。自身のハットトリックを決め、5対0と攻撃を緩めない。
ベンチは、柴田華絵と安藤梢を投入。前線に藤?とし、安藤は右に、柴田は伊藤と交代した。安藤にとってのWEリーグ復帰戦だ。
どのように試合を締めるか。と思った矢先、交代直後の接触プレーで、柴田が頭を負傷し、脳震盪による交代として、担架で運ばれた。このアクシデントにより、高塚映奈がピッチに入った。GK伊能真弥以外、ベンチメンバー全員が起用されたことになる。高塚は、短い時間ながらも、アディショナルタイムには思いきりシュートを放つなど、次に繋げる積極性を見せた。
守備陣は最後まで集中力をきらさず、クリーンシートで終え、三菱重工浦和レッズレディースはアルビレックス新潟レディースに、アウェイゲームで5対0の快勝。大きな勝利をつかんだ。
・・・・・・
会員登録はこちら" />
(有賀久子)
三菱重工浦和レッズレディース、5対0で大勝!伊藤美紀、ハットトリック達成!
8月17日(日)、三菱重工浦和レッズレディースは、新潟・デンカビッグスワンスタジアムで、2025/26 SOMPO WEリーグ第2節・アルビレックス新潟レディース戦に臨んだ。
終わってみれば、5対0と大量得点での大勝。伊藤美紀の試合と言っても過言ではない。華麗に高校卒業後初のハットトリックを決めた。また、丹野凜々香と平川陽菜にWEリーグ初得点が記録された。次節はまたもアウェイゲームで、日テレ・東京ヴェルディベレーザとの対戦を迎える。
ホーム浦和駒場スタジアムで迎えた、先週の今シーズンの開幕戦・サンフレッチェ広島レジーナ戦はスコアレスドローに終わり、昨シーズンの課題の1つである得点力を高め、是が非でも勝利をあげたかったところ。堀孝史監督は、前節の後半の組み合わせを中心に、先発メンバーを構成。その中で、右に丹野凜々香、左に榊原琴乃を配置した。
序盤は、滝川結女を軸に新潟が浦和陣内に押しこんできたが、その勢いに慣れていくと、次第に後方からのパスの繋ぎで前進できるようになった。特に左からの攻撃は、伊藤美紀と榊原琴乃の個人技と連係が光り、加えて、左サイドバックの長嶋玲奈も果敢に高い位置を取り、厚みを作った。
迎えた12分、パスを繋いで相手の守備を剥がすと、最後は1トップの島田芽依の落としに、伊藤がダイレクトシュート。ゴール右上へたたき込んだ。浦和が待望の先制点を決めた。
19分には、右サイドバックの櫻井まと?かがロングボールで同サイドの丹野を走らせると、一度は相手ボールになるも、加藤千佳が新潟の繋ぎのパスカットに成功。加藤はシンプルに、中の伊藤に預け、伊藤はペナルティーエリア外からコントロールショット。豪快にゴールネットを揺らし、2対0とした。
以降、2点リードがプレーの安定性を生み、攻守にゲームを支配し、時計を進めた。前半アディショナルタイムは3分。45+1分、右の櫻井がゆっくりとボールを運ぶと、右に移動した伊藤がボールを引き取り、前線の島田へ。島田は、ペナルティーエリア内の混戦の中、ボールをキープして、右から侵入を図った丹野へ浮き球パス。丹野はしっかりとボールをコントロールして前進すると、前に出てきたGKの動きを見ながら、シュート。WEリーグ初得点を決めた。
前半だけで3対0と、大量得点でリードし、ハーフタイムに入った。
後半から、浦和ベンチは丹野に代えてU-19日本代表として活躍した藤?智子を、加藤に代えて平川陽菜を投入した。意図をもってボールを繋ぎながら、前線の島田を狙っていく。島田にも、いくつか好機が生まれた。
67分、最終ラインから左サイドを繋いで新潟陣内に入ると、榊原が切り返し、優位をとって島田がキープ。受けに入った伊藤が、ダイレクトで、中央へラストパス。受けた平川陽菜が冷静に押しこみ、WEリーグ初得点を決めた。4対0。
69分、水谷有希を投入し、左サイドバックへ。長嶋を右SBに移動。
75分には、新潟の保持に対して、角田楓佳がプレッシャーを掛け、ボールを下げさせると、伊藤がすかさずプレッシャーを掛け、奪いきった。自身で持ち運び、右足シュート。自身のハットトリックを決め、5対0と攻撃を緩めない。
ベンチは、柴田華絵と安藤梢を投入。前線に藤?とし、安藤は右に、柴田は伊藤と交代した。安藤にとってのWEリーグ復帰戦だ。
どのように試合を締めるか。と思った矢先、交代直後の接触プレーで、柴田が頭を負傷し、脳震盪による交代として、担架で運ばれた。このアクシデントにより、高塚映奈がピッチに入った。GK伊能真弥以外、ベンチメンバー全員が起用されたことになる。高塚は、短い時間ながらも、アディショナルタイムには思いきりシュートを放つなど、次に繋げる積極性を見せた。
守備陣は最後まで集中力をきらさず、クリーンシートで終え、三菱重工浦和レッズレディースはアルビレックス新潟レディースに、アウェイゲームで5対0の快勝。大きな勝利をつかんだ。
・・・・・・
2025/08/19
2025/08/19
2025/08/19
2025/08/19
2025/08/19
2025/08/18
2025/08/18
2025/08/17
2025/08/17
2025/08/17