(有賀久子)
遠藤優、人生初のPK。また、ここから強くなれそうた
《遠藤優》
(クロスボールがニアに引っ掛かっていた印象だが、自身にフィードバックさせる部分か、相手の守備の陣形によるものか)相手が結構、引いていて、ディフェンスラインに6枚ぐらいいて、私への寄せも早かったし、そこはもうちょっとキックフェイントだったりとか、ドリブルで仕掛けたりとか、そういう工夫を入れられたら良かったのかなという風に思います。
(圧倒的にゲーム支配しながら、フィニッシュワークで課題が出たが)ここ最近のリーグを見ていても、得点力が足りないということは監督から言われていたんですけど、きょうの試合は、それが著しく出た試合だったのかなと思います。(藤?)智子が入ってから、ドリブルで仕掛けて、シュートシーンは増えたんですけど、それを他の選手もやらないといけないし、サイドバックである私も、もっともっと追求していかなきゃいけない試合だったなと思います。
(PK戦になる前の決着を)PK戦になったら、本当にどちらに転がるか分からないので、シュートチャンスもいっぱいあったし、決められるシーンもいっぱいあったし、そこはチームの、今の一番の課題だと思っています。
PKは、公式戦で初めて蹴って、人生で初めてのPKだったんですけど、年下の子に蹴らせるというよりは、自分が蹴りたいという思いがあったので、蹴りました。蹴ってみて、すごく緊張感と、こういう感じなんだというのを味わい、また、ここから強くなれそうだな、と。一応、練習はしていたんですけど、相手GKも大きくて、より緊張感がありました。
(引いた相手に対して、どのように攻撃していくか)後ろから見ていて、これを決めてくれたらなというのはもちろんありますが、それは、前線の選手だけじゃなくて、私も良いクロスを入れられたら、もっと得点のチャンスは上がると思うし、守備陣は、とにかくゼロで抑えるということを意識してやっていたので、あとは私自身、クロスの質を上げていくのと、自分でもシュートを打っていかないといけないと思います。
(失点ゼロにおさえたことの収穫は)でも、きょうの相手だと、センターフォワード1枚しか脅威ではなかったので、そこはゼロに抑えたのはもちろん成果なんですけど、それよりも得点にフォーカスしちゃいますね。きょうの試合は、ベトナムでやった時の予選リーグとちょっと似ていて、相手がドン引き、全員が引いた時に、どのようにこじ開けるかっていうのを、120分で、自分たちが見出せなかったというところが課題だと思います。
(すぐにリーグ戦、しかもINAC戦が待っているが)来週、アウェイでINAC戦で、移動の疲れも、120分の疲れもあると思うんですけど、リーグ戦をまた獲って、ACLの切符を掴むしかないので、私たちに出来ることは。切り替えて頑張りたいと思います。
(アジアの闘いをどのように感じたか)120分の中で、差は見えていたと思うんですけど、いつも戦わない相手と戦って、自分たちの良さを出せないというのは、ちょっと難しさのある試合だったのかなと思います。
(試合後のサポーターの反応をどのように受けとめているのか)本当に温かいな、と思うのと。もっと野次でも飛ばしてくれたら、逆に、何か気が晴れるというか(苦笑)。みんな、温かすぎて、もっと頑張らないとな、と思いました。
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2025/05/11
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