3連戦最後、仙台に3対0勝利！清家貴子は10試合連続ゴール

レディース試合レポート｜WEリーグ第15節・マイナビ仙台レディース戦=試合経過｜レッズプレス!!

WEリーグ第15節・マイナビ仙台レディース戦=試合経過

3連戦最後、仙台に3対0勝利！清家貴子は10試合連続ゴール

WEリーグ終盤戦、三菱重工浦和レッズレディースは3連戦の最後となる第16節を迎え、ユアテックスタジアム仙台で、マイナビ仙台レディースと対戦した。

後半戦が始まり、3月3日（日）のINAC神戸レオネッサ戦こそ、1対1のドローに終わったが、以降8連勝中、6試合でクリーンシートでの勝利をあげている。また、チームの成績に加えて、清家貴子が9試合連続ゴール中と、自身の成績と清家のみならず、チーム全員で戦っている。
試合は15分、ゴール前の混戦から相手DFのこぼれ球に思いきり足を振ったのは、栗島朱里。常に中盤で気の利いたプレーをする経験豊富な栗島は、前十字靭帯損傷もあり、離れていた時期が長かった。待望のWEリーグ初ゴールを決めた。

リードを奪うと、注目はより清家貴子に集まる中で、前半終わりに待っていたPKのチャンス。キッカーを清家が務めたが、狙いすました左すみへのシュートが外れ、ゴールならず。ハーフタイムを迎えた。

後半、まだ硬い表情の清家。50分、右の遠藤優のクロスに頭で合わせたのは、身長150センチの伊藤美紀。待望の追加点が決まり、理想の展開に。守備陣は中島依美などの攻撃に耐えながら、互いに選手交代でフレッシュな選手を投入する中で、迎えた74分、試合が動いた。

右のスローインを栗島が受け、前方へ。DFを背負いながらも、清家がヒールで巧みにボールを前に出すと、広大なスペースを使い、ドリブル開始。ペナルティーエリア内に侵入すると、右足でシュート。相手に当たり、軌道が変わってゴールマウスに吸いこまれた。ようやく表情が崩れた清家。チームメートも、ベンチも、仙台に駆けつけたサポーターも、喜びを爆発させた。

試合は長船加奈の途中出場もあり、今後にむけて頼れる存在の、嬉しい今シーズン初出場だ。3対0、クリーンシートでの勝利。他会場では、INACもアルビレックス新潟レディースも、揃って大量得点で勝利。WEリーグ上位陣は、非常に緊張感のある戦いを展開している。次節は27日（土）にホーム浦和駒場スタジアムで、サンフレッチェ広島レジーナ戦を迎える。是非とも会場で、このチームワークを目撃してもらいたい。

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