相模原に5対0で完封勝利も後半ノーゴールを課題に
5対0の圧勝にも笑顔少なく、次なる課題に向き合う姿勢を見せた。
3月16日(日)、WEリーグ第10節。三菱重工浦和レッズレディースは、アウェイの相模原ギオンスタジアムに乗りこみ、ノジマステラ神奈川相模原と対戦した。
高橋はなを体調不良で欠くも、清家貴子がハットトリックと1アシストの大活躍。さらに前節ゴールをあげた島田芽依も2ゴール。前半だけで5対0と優位に試合を進めた。後半、ノーゴールに終わった点を課題としたが、前節に続き、大量得点とクリーンシートでの勝利で勝ち点23に伸ばし、同日19時に、ホームにジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎えて戦うINAC神戸レオネッサにプレッシャーを与えた。
今節の注目ポイントは、前半の5得点と後半の選手起用だ。
まず、先制ゴールは12分。浦和は中盤でマイボールにすると、前線をめがけて長いボールを入れる。これを相手が簡単にクリアして、浦和は左CKを獲得。キッカーは塩越柚歩。風が強いこともあり、練習を重ねてきたというショートコーナーを選択。塩越は水谷有希とパスをかわし、ダイレクトでクロスをゴール前へ。ターゲットの清家の頭上は超えたが、こぼれ球が清家の前に。バウンドに合わせて、シュートを放ち、先制ゴールを決めた。
2点目は、17分。島田芽依が相模原の左サイドでプレッシャーをかけて追いこむと、GKは、すぐさま逆サイドに展開。そして受けたDFは、最終ラインからボールを中盤につけようと試みたが、そのボールを清家貴子がカット。栗島朱里、塩越柚歩とダイレクトに繋ぐ間に、清家がスピードを生かして裏抜けのアクション。塩越がタイミングを合わせてパスを送り、2点目が決まった。
25分には、島田が魅せた。スローインからの場面となり、水谷がスペースに走りこむ栗島朱里へパスを送ると、栗島はヒールで中央の島田へ。一旦、DFを背負ってキープし、後ろの清家に預けて、前に飛び出した。一方の清家はボールをもらうと、ダイレクトで前向きプレーに変えた島田へダイレクトパス。最後はGKの動きを見て、右足でシュートを決めた。3対0。
30分にも島田が頭で決めた。右CKショートコーナーから、塩越→水谷とパスが繋がり、水谷のクロスからニアサイドで合わせた島田が頭で決めて、自身2ゴール目を決めた。アディショナルタイムに入る手前には、相手ゴール前でこぼれ球を受けた塩越がスペースにショートパスを出し、最後は清家が冷静に押しこんだ。これで5対0。前半だけで試合を決めた。
前半の5得点の多くが、ダイレクトパスなど次のプレーへの判断が早かった。ショートコーナーの場面を含めて、練習の積み重ねを感じる結果であった。この大量リードに、楠瀬直木監督はハーフタイムで柴田華絵、伊藤美紀、島田を下げ、西村紀音、西尾葉音、そして佐々木繭を投入。74分には菅澤優衣香を、78分には高塚映奈を入れ、状態チェックと共に、若手選手の出場機会の場とした。
浦和は、きょうから5連戦となる。20日(祝・水)はホーム浦和駒場スタジアムで、マイナビ仙台レディースと対戦する。春分の日のお休みの1日、是非、スタジアムでチームの勢いを感じてもらいたい。
[今後の試合スケジュール]
20日(祝・水)
マイナビ仙台レディース(H)
24日(日)
ジェフ千葉レディース(A)
27日(水)
アルビレックス新潟レディース(H)
31日(日)
AC長野パルセイロ・レディース(A)
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相模原に5対0で完封勝利も後半ノーゴールを課題に
5対0の圧勝にも笑顔少なく、次なる課題に向き合う姿勢を見せた。
3月16日(日)、WEリーグ第10節。三菱重工浦和レッズレディースは、アウェイの相模原ギオンスタジアムに乗りこみ、ノジマステラ神奈川相模原と対戦した。
高橋はなを体調不良で欠くも、清家貴子がハットトリックと1アシストの大活躍。さらに前節ゴールをあげた島田芽依も2ゴール。前半だけで5対0と優位に試合を進めた。後半、ノーゴールに終わった点を課題としたが、前節に続き、大量得点とクリーンシートでの勝利で勝ち点23に伸ばし、同日19時に、ホームにジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎えて戦うINAC神戸レオネッサにプレッシャーを与えた。
今節の注目ポイントは、前半の5得点と後半の選手起用だ。
まず、先制ゴールは12分。浦和は中盤でマイボールにすると、前線をめがけて長いボールを入れる。これを相手が簡単にクリアして、浦和は左CKを獲得。キッカーは塩越柚歩。風が強いこともあり、練習を重ねてきたというショートコーナーを選択。塩越は水谷有希とパスをかわし、ダイレクトでクロスをゴール前へ。ターゲットの清家の頭上は超えたが、こぼれ球が清家の前に。バウンドに合わせて、シュートを放ち、先制ゴールを決めた。
2点目は、17分。島田芽依が相模原の左サイドでプレッシャーをかけて追いこむと、GKは、すぐさま逆サイドに展開。そして受けたDFは、最終ラインからボールを中盤につけようと試みたが、そのボールを清家貴子がカット。栗島朱里、塩越柚歩とダイレクトに繋ぐ間に、清家がスピードを生かして裏抜けのアクション。塩越がタイミングを合わせてパスを送り、2点目が決まった。
25分には、島田が魅せた。スローインからの場面となり、水谷がスペースに走りこむ栗島朱里へパスを送ると、栗島はヒールで中央の島田へ。一旦、DFを背負ってキープし、後ろの清家に預けて、前に飛び出した。一方の清家はボールをもらうと、ダイレクトで前向きプレーに変えた島田へダイレクトパス。最後はGKの動きを見て、右足でシュートを決めた。3対0。
30分にも島田が頭で決めた。右CKショートコーナーから、塩越→水谷とパスが繋がり、水谷のクロスからニアサイドで合わせた島田が頭で決めて、自身2ゴール目を決めた。アディショナルタイムに入る手前には、相手ゴール前でこぼれ球を受けた塩越がスペースにショートパスを出し、最後は清家が冷静に押しこんだ。これで5対0。前半だけで試合を決めた。
前半の5得点の多くが、ダイレクトパスなど次のプレーへの判断が早かった。ショートコーナーの場面を含めて、練習の積み重ねを感じる結果であった。この大量リードに、楠瀬直木監督はハーフタイムで柴田華絵、伊藤美紀、島田を下げ、西村紀音、西尾葉音、そして佐々木繭を投入。74分には菅澤優衣香を、78分には高塚映奈を入れ、状態チェックと共に、若手選手の出場機会の場とした。
浦和は、きょうから5連戦となる。20日(祝・水)はホーム浦和駒場スタジアムで、マイナビ仙台レディースと対戦する。春分の日のお休みの1日、是非、スタジアムでチームの勢いを感じてもらいたい。
[今後の試合スケジュール]
20日(祝・水)
マイナビ仙台レディース(H)
24日(日)
ジェフ千葉レディース(A)
27日(水)
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