(佐藤亮太)

「ここ駒場では絶対勝たないと。ましてやダービーなので」。遠藤優の決勝弾でホーム開幕戦勝利。10人のEL埼玉に2-1で辛勝

2023-24 WEリーグ 第2節、5試合が各地で行われた。

ホーム開幕戦を迎えた三菱重工浦和レッズレディース(以下・浦和)は ちふれASエルフェン埼玉(以下・EL埼玉)と対戦。

【スタメン】
GK池田咲紀子
DF水谷有希・長嶋玲奈・安藤梢・遠藤優
MF栗島朱里・柴田華絵・伊藤美紀・猶本光・佐々木繭
FW清家貴子

タイで開催された女子アジア選手権プレ大会に参加し、きょうはリーグ初戦となる浦和は、高橋はな、石川璃音の代表DFコンビが揃って欠場のなか、長嶋・安藤がセンターバックを務めた。また前線ワントップに清家を置いた。

その清家の推進力を生かして、攻勢に出る浦和。15分、左サイド・水谷→栗島のクロスに最後は佐々木が頭であわせるもGKキャッチ。続く16分、佐々木のパスに清家が追い付き、GKと1対1となったが、得点ならず。チャンスらしいチャンスはこの2つほど。前半は清家ワントップに固執するあまり、攻め手を欠いた印象。時間とともに後ろのポジションから追い越すプレーが見えてきたことは後半への良い兆しとなった。

後半、浦和ベンチは佐々木を下げて、島田を投入。ワントップで起用。清家は右MFに入った。
迎えた7分。左サイド水谷がクロス。相手のクリアボールを拾った猶本が右足で叩き込み、浦和先制。
続く10分、縦パスに飛び出した清家をファールで止めたEL埼玉・大沼が一発退場。浦和が数的優位に立った。
攻勢に出る浦和は細かいパスをつなぎながら、相手の穴とスキを探るも、EL埼玉がより自陣に引かざるを得ず、糸口を見つけるのは難しい。
27分、右サイドの突破からペナルティエリア内に進入した清家がシュートもあとわずか。
その直後、28分、29分にも清家は立て続けに同じようなシーンを作り、追加点の予感を持たせた。

しかし32分、EL埼玉、コーナーキックのチャンス。その流れから松久保がロングパス。浦和、クリアしきれず最後は瀬野に決められ、失点。同点に追いつかれた。

このまま同点で終わると思われた38分、浦和、スローインから島田→ペナルティエリア付近で途中投入の塩越が右サイドのスペースにパス。これをフリーで受けた遠藤が流し込み、浦和が追加点をあげ、試合終了。

浦和が猶本と遠藤の得点で2‐1で辛勝。ホーム開幕戦を勝利で飾り、リーグ初戦、白星発進した。


・・・・・・
会員登録はこちら" />

back

レディース試合レポート|WEリーグ第2節・ちふれASエルフェン埼玉戦=試合経過|レッズプレス!!

top
WEリーグ第2節・ちふれASエルフェン埼玉戦=試合経過

(佐藤亮太)

「ここ駒場では絶対勝たないと。ましてやダービーなので」。遠藤優の決勝弾でホーム開幕戦勝利。10人のEL埼玉に2-1で辛勝

2023-24 WEリーグ 第2節、5試合が各地で行われた。

ホーム開幕戦を迎えた三菱重工浦和レッズレディース(以下・浦和)は ちふれASエルフェン埼玉(以下・EL埼玉)と対戦。

【スタメン】
GK池田咲紀子
DF水谷有希・長嶋玲奈・安藤梢・遠藤優
MF栗島朱里・柴田華絵・伊藤美紀・猶本光・佐々木繭
FW清家貴子

タイで開催された女子アジア選手権プレ大会に参加し、きょうはリーグ初戦となる浦和は、高橋はな、石川璃音の代表DFコンビが揃って欠場のなか、長嶋・安藤がセンターバックを務めた。また前線ワントップに清家を置いた。

その清家の推進力を生かして、攻勢に出る浦和。15分、左サイド・水谷→栗島のクロスに最後は佐々木が頭であわせるもGKキャッチ。続く16分、佐々木のパスに清家が追い付き、GKと1対1となったが、得点ならず。チャンスらしいチャンスはこの2つほど。前半は清家ワントップに固執するあまり、攻め手を欠いた印象。時間とともに後ろのポジションから追い越すプレーが見えてきたことは後半への良い兆しとなった。

後半、浦和ベンチは佐々木を下げて、島田を投入。ワントップで起用。清家は右MFに入った。
迎えた7分。左サイド水谷がクロス。相手のクリアボールを拾った猶本が右足で叩き込み、浦和先制。
続く10分、縦パスに飛び出した清家をファールで止めたEL埼玉・大沼が一発退場。浦和が数的優位に立った。
攻勢に出る浦和は細かいパスをつなぎながら、相手の穴とスキを探るも、EL埼玉がより自陣に引かざるを得ず、糸口を見つけるのは難しい。
27分、右サイドの突破からペナルティエリア内に進入した清家がシュートもあとわずか。
その直後、28分、29分にも清家は立て続けに同じようなシーンを作り、追加点の予感を持たせた。

しかし32分、EL埼玉、コーナーキックのチャンス。その流れから松久保がロングパス。浦和、クリアしきれず最後は瀬野に決められ、失点。同点に追いつかれた。

このまま同点で終わると思われた38分、浦和、スローインから島田→ペナルティエリア付近で途中投入の塩越が右サイドのスペースにパス。これをフリーで受けた遠藤が流し込み、浦和が追加点をあげ、試合終了。

浦和が猶本と遠藤の得点で2‐1で辛勝。ホーム開幕戦を勝利で飾り、リーグ初戦、白星発進した。


・・・・・・


ログイン・会員登録はコチラから
すべての記事をご覧いただくには、会員登録が必要です。
※既に会員登録済みの場合、ログインを行うことで閲覧可能となります。


(c)REDS PRESS