(佐藤亮太)

悪夢の5分間、CKとFKで2失点。2年連続WEリーグ決勝への道、絶たれる

2023‐24WEリーグカップ グループステージ第4節が各地で行われ、グループAの三菱重工浦和レッズレディース(以下・浦和)はサンフレッチェ広島レジーナ(以下・S広島R)と浦和駒場スタジアムで対戦した。

試合前の時点でS広島Rと、きのう16日、マイナビ仙台レディースに勝ったセレッソ大阪レディースが勝点9で並んでいた。勝点7で3位の浦和としては、ステージ突破には勝点「3」が必須となる。

【スタメン】
GK福田史織
DF遠藤優・高橋はな・石川璃音・水谷有希
MF伊藤美紀・栗島朱里・塩越柚歩・猶本光・安藤梢
FW菅澤優衣香

【控え】
GK池田咲紀子
DF長嶋玲奈
MF佐々木繭・柴田華絵
FW清家貴子・島田芽依・西尾葉音


開始50秒にS広島R・MF中嶋の急襲を受け、決定機を作られたが、浦和はリズムを持ち直し、押し込む展開に。

4分、猶本から安藤とつながり、最後は水谷がシュート。14分、右サイドで塩越から栗島へ、最後は猶本がシュート。30分、菅澤がシュートを打ち、コーナーキックの回数が増やした。

攻め押し込む浦和。守る広島の構図のまま試合が推移していく。

前半アディショナルタイムには、スルーパスから遠藤、そして塩越の放ったシュートはGK木稲のファンブルを誘った。


後半に入って3分、S広島Rのコーナーキック。キッカーMF小川からのボールをDF左山が落としたところに、最後、MF柳瀬に決められ、失点。

さらに8分、S広島RのMF小川にFKを直接叩き込まれ、2失点目。

浦和、一気に劣勢に立たされる。直後の13分、浦和のフリーキックのチャンス。
猶本が放ったボールを高橋が頭であわせたが、これをGK木稲に阻まれる。

浦和ベンチは栗島を下げ、清家を投入。菅澤・清家の2トップ、伊藤・猶本のダブルボランチにシフトした。

浦和はショートパス、ロングボールを多用しながら崩しに行くが、深く引いたS広島R守備陣に跳ね返されるばかり。

1点が欲しい浦和は交代カードを駆使し、最後は西尾、島田、高橋、清家と前線に4枚並べてパワープレーを敢行した。

後半アディショナルタイム、清家が意地の一発を見せ、1点差に。

しかし、届かず、試合は2‐1で浦和が敗れ、勝点「7」のまま。勝ったS広島Rは勝点「12」とした。

この時点で浦和のグループステージ敗退が決まり、2年連続カップ戦決勝進出の可能性が絶たれた。

なお最終節となる次節は10月1日、セレッソ大阪レディースとアウェイで対戦する。

※今月23日、北九州スタジアムで開催されるアルゼンチン女子代表との国際親善試合でなでしこジャパンに招集された石川、高橋、猶本、清家が、
今月22日から中国・杭州で開催するアジア競技大会に参加する日本女子代表に招集された福田、 島田、塩越が、代表チームにそれぞれ合流する。

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レディース試合レポート|WEリーグカップGS第4節・サンフレッチェ広島レジーナ戦=試合経過|レッズプレス!!

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WEリーグカップGS第4節・サンフレッチェ広島レジーナ戦=試合経過

(佐藤亮太)

悪夢の5分間、CKとFKで2失点。2年連続WEリーグ決勝への道、絶たれる

2023‐24WEリーグカップ グループステージ第4節が各地で行われ、グループAの三菱重工浦和レッズレディース(以下・浦和)はサンフレッチェ広島レジーナ(以下・S広島R)と浦和駒場スタジアムで対戦した。

試合前の時点でS広島Rと、きのう16日、マイナビ仙台レディースに勝ったセレッソ大阪レディースが勝点9で並んでいた。勝点7で3位の浦和としては、ステージ突破には勝点「3」が必須となる。

【スタメン】
GK福田史織
DF遠藤優・高橋はな・石川璃音・水谷有希
MF伊藤美紀・栗島朱里・塩越柚歩・猶本光・安藤梢
FW菅澤優衣香

【控え】
GK池田咲紀子
DF長嶋玲奈
MF佐々木繭・柴田華絵
FW清家貴子・島田芽依・西尾葉音


開始50秒にS広島R・MF中嶋の急襲を受け、決定機を作られたが、浦和はリズムを持ち直し、押し込む展開に。

4分、猶本から安藤とつながり、最後は水谷がシュート。14分、右サイドで塩越から栗島へ、最後は猶本がシュート。30分、菅澤がシュートを打ち、コーナーキックの回数が増やした。

攻め押し込む浦和。守る広島の構図のまま試合が推移していく。

前半アディショナルタイムには、スルーパスから遠藤、そして塩越の放ったシュートはGK木稲のファンブルを誘った。


後半に入って3分、S広島Rのコーナーキック。キッカーMF小川からのボールをDF左山が落としたところに、最後、MF柳瀬に決められ、失点。

さらに8分、S広島RのMF小川にFKを直接叩き込まれ、2失点目。

浦和、一気に劣勢に立たされる。直後の13分、浦和のフリーキックのチャンス。
猶本が放ったボールを高橋が頭であわせたが、これをGK木稲に阻まれる。

浦和ベンチは栗島を下げ、清家を投入。菅澤・清家の2トップ、伊藤・猶本のダブルボランチにシフトした。

浦和はショートパス、ロングボールを多用しながら崩しに行くが、深く引いたS広島R守備陣に跳ね返されるばかり。

1点が欲しい浦和は交代カードを駆使し、最後は西尾、島田、高橋、清家と前線に4枚並べてパワープレーを敢行した。

後半アディショナルタイム、清家が意地の一発を見せ、1点差に。

しかし、届かず、試合は2‐1で浦和が敗れ、勝点「7」のまま。勝ったS広島Rは勝点「12」とした。

この時点で浦和のグループステージ敗退が決まり、2年連続カップ戦決勝進出の可能性が絶たれた。

なお最終節となる次節は10月1日、セレッソ大阪レディースとアウェイで対戦する。

※今月23日、北九州スタジアムで開催されるアルゼンチン女子代表との国際親善試合でなでしこジャパンに招集された石川、高橋、猶本、清家が、
今月22日から中国・杭州で開催するアジア競技大会に参加する日本女子代表に招集された福田、 島田、塩越が、代表チームにそれぞれ合流する。

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