(佐藤亮太)

《楠瀬直木監督》

良い出だしだった。試合をしっかりコントロールができた。前半終了前、長野に素晴らしいシュートを決められた。その点はツメが甘かった。先週、INAC神戸戦で敗れたとき、ちょっとツメの甘さがあったので、今週の練習では厳しく意識づけしたものの、きょうの試合でも同じようなツメの甘さが出た。

この失点で選手たちはピリッとした。堅いゲームになったが、4回戦突破できてよかった。
INAC神戸戦の敗戦が良い薬になった。しっかり締めて、自分への、そしてチームへのコントロールしようと心掛けた。栗島選手が久しぶりにボランチでプレーしてくれたことも大きな収穫になった。

Q:今季、[4-4-2]からのスタートが多いが、きょうはスタートから[4-2-3-1]の並びとなりました。
A:狙いや意図は特にないが、猶本選手がトップ下でボールを引き出してくれるので、そのほうが良さが出ると考えた。
(サイドに置くと)いろいろやりたがってフラストレーションがたまることもあるので、きょうは思い切ってやってくれたおかげで結果を出してくれた。

Q:栗島選手の起用について。
A:ケガして以来のボランチ起用だった。復帰にあたって、はじめにサイドから使って徐々に慣れていこうということで。ちょうど柴田選手が途中交代したこともあり、起用のタイミングが良かった。ミスもあったが、8割がた戻っている。
守備では怖さはあったかもしれないが、前にいってくれた。交代前に疲れからミスはあったが、ボールを失わなかった。ケガをしたからか、サイドバックからの起用になったからか、スルーボールが出せるようになった。前より視野が広くとれるようになった。1本、2本、出ていたが、やり続けてくれると武器になる。
(復帰について)みんな待っていたし…あの…(約15秒間、言葉に出ず)ホントにつらい1年間だった。みんなも待っていたし、やっと帰ってきた。

Q:キャプテンマークについて。
A:キャプテンの柴田選手、副キャプテンの高橋選手もケガなので。同じ副キャプテンなのでつけてもらった。(交代後は安藤選手がキャプテンマークつける)


《猶本光》
勝ったことがなにより。立ち上がり、リスクを冒さないようなプレーを心掛けた。(ゴールシーンについて)相手の背後をとっていくプレーをした。うまく菅澤選手がうまく抜け出して、わたしのゴールが早い時間に生まれたので良かった。

攻撃では結果に結びつけられること。シュートチャンスを作ろう、そして守備では後ろの助けになるようにボールの取りどころを作ることを意識した。前半終了前の失点はいらない失点だった。本格復帰した栗島選手がきょう2アシストしてくれ、菅澤選手が2ゴール。さすがエースだなと感じた。


《菅澤優衣香》
分析で長野のディフェンスラインにばらつきがあったので、その背後をうまく突けた。(2ゴール1アシストでしたが)シュート決まるときは冷静なときが多い。アシストに関しては猶本選手が近くにいるので、パスができた。それがしっかり決まってよかった。

(栗島選手との抱擁について)
大きなケガでリハビリ期間が長くて、つらかったと思う。無事にピッチに戻ってきてくれて『朱里が復帰したら、朱里のアシストで点を決める』と話しをしていたので、きょう結果に出せた。自分もうれしいし、栗島選手も試合後、喜んでいた。

《栗島朱里》
柴田選手がケガで欠場してしまったので、柴田選手の分まで動いて絶対に勝とうと思い、ピッチに入った。早い時間帯で先制できたので気持ちに余裕が持てた。前半終了前の失点がいまの自分たちの課題。そこは修正したい。

(18分のアシストのシーンについて)
前にトラップできた。その瞬間、前を見たら菅澤選手がいたので呼び込んでくれた。うまくパスを出して、菅澤選手が決めてくれたので「ありがとうございました」と伝えた。

アシストがついたこともうれしかった。またみんなが自分に駆け寄って喜んでくれたのが一番うれしかった。

復帰したら菅澤選手にアシストすることを目標にしてきた。それがかなってよかった。

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皇后杯4回戦・AC長野パルセイロレディース戦=監督・選手コメント

(佐藤亮太)

《楠瀬直木監督》

良い出だしだった。試合をしっかりコントロールができた。前半終了前、長野に素晴らしいシュートを決められた。その点はツメが甘かった。先週、INAC神戸戦で敗れたとき、ちょっとツメの甘さがあったので、今週の練習では厳しく意識づけしたものの、きょうの試合でも同じようなツメの甘さが出た。

この失点で選手たちはピリッとした。堅いゲームになったが、4回戦突破できてよかった。
INAC神戸戦の敗戦が良い薬になった。しっかり締めて、自分への、そしてチームへのコントロールしようと心掛けた。栗島選手が久しぶりにボランチでプレーしてくれたことも大きな収穫になった。

Q:今季、[4-4-2]からのスタートが多いが、きょうはスタートから[4-2-3-1]の並びとなりました。
A:狙いや意図は特にないが、猶本選手がトップ下でボールを引き出してくれるので、そのほうが良さが出ると考えた。
(サイドに置くと)いろいろやりたがってフラストレーションがたまることもあるので、きょうは思い切ってやってくれたおかげで結果を出してくれた。

Q:栗島選手の起用について。
A:ケガして以来のボランチ起用だった。復帰にあたって、はじめにサイドから使って徐々に慣れていこうということで。ちょうど柴田選手が途中交代したこともあり、起用のタイミングが良かった。ミスもあったが、8割がた戻っている。
守備では怖さはあったかもしれないが、前にいってくれた。交代前に疲れからミスはあったが、ボールを失わなかった。ケガをしたからか、サイドバックからの起用になったからか、スルーボールが出せるようになった。前より視野が広くとれるようになった。1本、2本、出ていたが、やり続けてくれると武器になる。
(復帰について)みんな待っていたし…あの…(約15秒間、言葉に出ず)ホントにつらい1年間だった。みんなも待っていたし、やっと帰ってきた。

Q:キャプテンマークについて。
A:キャプテンの柴田選手、副キャプテンの高橋選手もケガなので。同じ副キャプテンなのでつけてもらった。(交代後は安藤選手がキャプテンマークつける)


《猶本光》
勝ったことがなにより。立ち上がり、リスクを冒さないようなプレーを心掛けた。(ゴールシーンについて)相手の背後をとっていくプレーをした。うまく菅澤選手がうまく抜け出して、わたしのゴールが早い時間に生まれたので良かった。

攻撃では結果に結びつけられること。シュートチャンスを作ろう、そして守備では後ろの助けになるようにボールの取りどころを作ることを意識した。前半終了前の失点はいらない失点だった。本格復帰した栗島選手がきょう2アシストしてくれ、菅澤選手が2ゴール。さすがエースだなと感じた。


《菅澤優衣香》
分析で長野のディフェンスラインにばらつきがあったので、その背後をうまく突けた。(2ゴール1アシストでしたが)シュート決まるときは冷静なときが多い。アシストに関しては猶本選手が近くにいるので、パスができた。それがしっかり決まってよかった。

(栗島選手との抱擁について)
大きなケガでリハビリ期間が長くて、つらかったと思う。無事にピッチに戻ってきてくれて『朱里が復帰したら、朱里のアシストで点を決める』と話しをしていたので、きょう結果に出せた。自分もうれしいし、栗島選手も試合後、喜んでいた。

《栗島朱里》
柴田選手がケガで欠場してしまったので、柴田選手の分まで動いて絶対に勝とうと思い、ピッチに入った。早い時間帯で先制できたので気持ちに余裕が持てた。前半終了前の失点がいまの自分たちの課題。そこは修正したい。

(18分のアシストのシーンについて)
前にトラップできた。その瞬間、前を見たら菅澤選手がいたので呼び込んでくれた。うまくパスを出して、菅澤選手が決めてくれたので「ありがとうございました」と伝えた。

アシストがついたこともうれしかった。またみんなが自分に駆け寄って喜んでくれたのが一番うれしかった。

復帰したら菅澤選手にアシストすることを目標にしてきた。それがかなってよかった。

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