≪楠瀬直木監督≫
悔しい。点は取られたがコントロールできていた。同点に追いついてからの運び方で、もう1点を取るところのアイデアも足りない。1つのミスやズレでチャンスを作られてしまうのは教訓になった。追いつけそうだったが力が足りず、お互いに怪我人も出てしんどかった中で、ホームで良い相手との試合を取れなかったのは悔しい。選手たちも悔しいと思う。サポーターに胸を張って最後に挨拶をしたかったと思うが、相当ショックだったようだ。早く切り替えて次に向かいたい。

(栗島を左に入れて、選手の並びも変えたが)
柴田は大きな怪我ではない。栗島はボランチで激しいプレーをさせるのを避け、拮抗してシビアになるので、相手の圧や体の強い選手もいるので、ゲームをサイドから作っていきたかった。水谷のキープは欠かせないし、清家の推進力を生かしたくあの並びにした。

(相手が5−3−2の形で、内と外でどう試合を進めようとしたのか)
うちは戦術を変えるほど器用ではない。いい距離感でスペースの中で相手を剥がしていく。それが前半にできていたがもう少しアイデアが足りなかった。

(失点場面について)
1つ目は守屋選手を褒めるしかない。石川に話したが、遠藤の裏のカバーを取り組んでいた。前節は上手くいったがあのシーンだけ(ができなかった)。原因と解決法は分かっている。2つ目は選手も点を取りにいったし、自分も迷った。引き分けでも良かったが前がかりにしたところだったので仕方ない。安藤が潰せるところでもあったがセンタリングに関しても長嶋の位置が少し悪かったところもあった。安藤に関しては、それまでの相手2トップを完璧に抑えていたので責める訳にはいかない。

(これを引きずらないために)
去年と違うのは、もっとやられていた。進め方という部分では悪くない。内容的には引きずらなくても済むと思う。これをバネに皇后杯にいけたらと思っている。

(攻撃面でアイデアが足りなかったのか)
ワンタッチで狭い背後を取れていないとか、このスペースを取ろうという練習をしているが横や点だけではなく、立体的に3、4人目がもっと出てもいい。大事なところで出せていないので高めていきたい。

≪水谷有希≫
ゴール前のアイデアと精度、同じ絵を描く部分が足りなかった印象。相手は背後を気にしていたので菅澤選手に当たった時のサポートは空いていたがバタバタしてしまった。味方が安心するビルドアップをすることで、当てた後の準備はしてもらえるので、後ろの安定とサポートをやっていきたい。ボールを持っているだけでは勝てないことを経験した。この感覚を次に危機感として捉えられるようにしたい。相手は外が余るのでそこを使われてしまった。しっかり切り替えていきたい。

≪島田芽依≫
前半は前からハメていき、奪ってシュートを増やす狙いをもっていた。守備で前から奪えていたが、そこで決め切れず、その差だと強く思った。

(途中、左サイドに周ったが)
自分の中では変わったからといって特別なことはないが、体の向きが少し違うので前向きで持てる分、ドリブルを増やしていかなければいけなかった。

(追加点を取るために)
ゴール前にクロスが上がってくるタイミングで飛び込むことが必要だと思う。

≪菅澤優衣香≫
試合内容が良かっただけに失点シーンしかやられた感はない。もったいない失点だと思う。
(前半、押し込んでいたが、クロスに対し入る人数が少なかったが)
相手が5枚で後ろに重たい分析をしていた。人数をかけたかったが相手も良く、サイドに人数をかけられなかった。今後の反省点。サイド攻撃については自分たちがやろうとしているところ。単調だったので、もうひと工夫が必要だったと思う。

≪清家貴子≫
悔しい思いをしている。追いついてからの負けは悔しい。ゴール前の質や課題も見えたので練習で取り組んで、これを糧にしたい。
(シュートシーンは)
あの形は練習している。打った瞬間に入ると思った。

≪遠藤優≫
相手はウイングバックが特長的でアップダウンをしてくる。前半は持ち味を生かして前に仕掛けたが裏を突かれて上がりにくくなった。そこが1つ反省点。後半は低い位置を取り相手を剥がして裏を取れた。内容的に見ると悪くない。

(相手を崩すには)
持ち味のドリブルが有効的だと思う。ワンタッチで抜けるシーンも多かったので、もう少し落ち着いてドリブルをしラストパスまでつなげたら引いてくる相手に有効だと思う。

≪塩越柚歩≫
悪いゲームではないので悔しさが残る。攻守でやりづらい相手だったが2トップを起点に収められていたので自分たちは、そこから潜っていこうと考えていた。ディフェンスラインからボールを引き出して流れを作りたかったが相手の立ち位置も良かったので思うようにボールを受けさせてもらえずビルドアップで難しかった。

(バイタルエリアからゴールまでの攻撃の部分は)
1つ1つの精度を高める部分で、シュートまでいけるが100%の状態で打たせてもらえていない。打たされて良い状態でGKに取られていた。

(前半はボールを奪い返せていたが)
ゲームスタートと同じようにプレスをかけるのは難しい。ボランチが立ち位置やコントロールをしなければいけなかった。相手がハーフタイムで修正してハメれずに受けてしまった。難しい時間のコントロールがもう少し必要だと思う。力のある相手だとずっと保持するのは厳しいので「セットしよう」という声掛けやゲームを読む力は必要だと思う。

(ボランチでのプレーは)
毎回、課題を見つけて練習で修正し成長はできているが、大一番で力を出せないのは自分の力が足りていない。

(皇后杯に向けて)
気持ちを切り替え、きょうの反省を生かしながら負けを次に生かしたい。連覇できるように頑張りたい。

≪福田史織≫
相手はサイド攻撃に特長がある中、そこから失点。終盤にも失点をして試合を難しくしてしまった。5連勝を目指していた中で、落としてしまったのはショックが大きい。
昨シーズンは1度負けてから3連敗をしてしまった。次は皇后杯だが立て直し、勝ちを積み重ねていきたい。

≪石川璃音≫
今までは上から見て手伝う立場だった。試合に出られるようになり、出られない選手の気持ちも分かるので、その選手の分まで頑張ろうと思っている。

(きょうの試合について)
どんな相手でも勝つつもりで臨んでいる。自分が試合に出て初黒星となり、そんなに簡単ではないと思った。浦和がボールを持つ時間も多く流れはあったので「いける」と少しの気持ちが失点となり負けにつながったと思う。


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≪楠瀬直木監督≫
悔しい。点は取られたがコントロールできていた。同点に追いついてからの運び方で、もう1点を取るところのアイデアも足りない。1つのミスやズレでチャンスを作られてしまうのは教訓になった。追いつけそうだったが力が足りず、お互いに怪我人も出てしんどかった中で、ホームで良い相手との試合を取れなかったのは悔しい。選手たちも悔しいと思う。サポーターに胸を張って最後に挨拶をしたかったと思うが、相当ショックだったようだ。早く切り替えて次に向かいたい。

(栗島を左に入れて、選手の並びも変えたが)
柴田は大きな怪我ではない。栗島はボランチで激しいプレーをさせるのを避け、拮抗してシビアになるので、相手の圧や体の強い選手もいるので、ゲームをサイドから作っていきたかった。水谷のキープは欠かせないし、清家の推進力を生かしたくあの並びにした。

(相手が5−3−2の形で、内と外でどう試合を進めようとしたのか)
うちは戦術を変えるほど器用ではない。いい距離感でスペースの中で相手を剥がしていく。それが前半にできていたがもう少しアイデアが足りなかった。

(失点場面について)
1つ目は守屋選手を褒めるしかない。石川に話したが、遠藤の裏のカバーを取り組んでいた。前節は上手くいったがあのシーンだけ(ができなかった)。原因と解決法は分かっている。2つ目は選手も点を取りにいったし、自分も迷った。引き分けでも良かったが前がかりにしたところだったので仕方ない。安藤が潰せるところでもあったがセンタリングに関しても長嶋の位置が少し悪かったところもあった。安藤に関しては、それまでの相手2トップを完璧に抑えていたので責める訳にはいかない。

(これを引きずらないために)
去年と違うのは、もっとやられていた。進め方という部分では悪くない。内容的には引きずらなくても済むと思う。これをバネに皇后杯にいけたらと思っている。

(攻撃面でアイデアが足りなかったのか)
ワンタッチで狭い背後を取れていないとか、このスペースを取ろうという練習をしているが横や点だけではなく、立体的に3、4人目がもっと出てもいい。大事なところで出せていないので高めていきたい。

≪水谷有希≫
ゴール前のアイデアと精度、同じ絵を描く部分が足りなかった印象。相手は背後を気にしていたので菅澤選手に当たった時のサポートは空いていたがバタバタしてしまった。味方が安心するビルドアップをすることで、当てた後の準備はしてもらえるので、後ろの安定とサポートをやっていきたい。ボールを持っているだけでは勝てないことを経験した。この感覚を次に危機感として捉えられるようにしたい。相手は外が余るのでそこを使われてしまった。しっかり切り替えていきたい。

≪島田芽依≫
前半は前からハメていき、奪ってシュートを増やす狙いをもっていた。守備で前から奪えていたが、そこで決め切れず、その差だと強く思った。

(途中、左サイドに周ったが)
自分の中では変わったからといって特別なことはないが、体の向きが少し違うので前向きで持てる分、ドリブルを増やしていかなければいけなかった。

(追加点を取るために)
ゴール前にクロスが上がってくるタイミングで飛び込むことが必要だと思う。

≪菅澤優衣香≫
試合内容が良かっただけに失点シーンしかやられた感はない。もったいない失点だと思う。
(前半、押し込んでいたが、クロスに対し入る人数が少なかったが)
相手が5枚で後ろに重たい分析をしていた。人数をかけたかったが相手も良く、サイドに人数をかけられなかった。今後の反省点。サイド攻撃については自分たちがやろうとしているところ。単調だったので、もうひと工夫が必要だったと思う。

≪清家貴子≫
悔しい思いをしている。追いついてからの負けは悔しい。ゴール前の質や課題も見えたので練習で取り組んで、これを糧にしたい。
(シュートシーンは)
あの形は練習している。打った瞬間に入ると思った。

≪遠藤優≫
相手はウイングバックが特長的でアップダウンをしてくる。前半は持ち味を生かして前に仕掛けたが裏を突かれて上がりにくくなった。そこが1つ反省点。後半は低い位置を取り相手を剥がして裏を取れた。内容的に見ると悪くない。

(相手を崩すには)
持ち味のドリブルが有効的だと思う。ワンタッチで抜けるシーンも多かったので、もう少し落ち着いてドリブルをしラストパスまでつなげたら引いてくる相手に有効だと思う。

≪塩越柚歩≫
悪いゲームではないので悔しさが残る。攻守でやりづらい相手だったが2トップを起点に収められていたので自分たちは、そこから潜っていこうと考えていた。ディフェンスラインからボールを引き出して流れを作りたかったが相手の立ち位置も良かったので思うようにボールを受けさせてもらえずビルドアップで難しかった。

(バイタルエリアからゴールまでの攻撃の部分は)
1つ1つの精度を高める部分で、シュートまでいけるが100%の状態で打たせてもらえていない。打たされて良い状態でGKに取られていた。

(前半はボールを奪い返せていたが)
ゲームスタートと同じようにプレスをかけるのは難しい。ボランチが立ち位置やコントロールをしなければいけなかった。相手がハーフタイムで修正してハメれずに受けてしまった。難しい時間のコントロールがもう少し必要だと思う。力のある相手だとずっと保持するのは厳しいので「セットしよう」という声掛けやゲームを読む力は必要だと思う。

(ボランチでのプレーは)
毎回、課題を見つけて練習で修正し成長はできているが、大一番で力を出せないのは自分の力が足りていない。

(皇后杯に向けて)
気持ちを切り替え、きょうの反省を生かしながら負けを次に生かしたい。連覇できるように頑張りたい。

≪福田史織≫
相手はサイド攻撃に特長がある中、そこから失点。終盤にも失点をして試合を難しくしてしまった。5連勝を目指していた中で、落としてしまったのはショックが大きい。
昨シーズンは1度負けてから3連敗をしてしまった。次は皇后杯だが立て直し、勝ちを積み重ねていきたい。

≪石川璃音≫
今までは上から見て手伝う立場だった。試合に出られるようになり、出られない選手の気持ちも分かるので、その選手の分まで頑張ろうと思っている。

(きょうの試合について)
どんな相手でも勝つつもりで臨んでいる。自分が試合に出て初黒星となり、そんなに簡単ではないと思った。浦和がボールを持つ時間も多く流れはあったので「いける」と少しの気持ちが失点となり負けにつながったと思う。


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