(石田達也)

サンフレッチェ広島レジーナのハードなプレッシャーの影響もあって、自らのミスでリズムを壊していた。

楠瀬直木監督は、「中盤でミスが多くなるのは、ウチにとってよくないこと。反省会を開いて改善したい」と話すと、塩越は「ボールを持てるけど焦るシーンが多く、縦に速くなったり雑になったり、ビルドアップでもミスがあった。簡単にミスから奪われるシーンが多く、自分たちで試合運びを難しくしてしまった」と反省の言葉を口にする。

リーグナンバーワンの得点力を支えるのはボランチだ。中盤の出来が悪ければ、チームの出来に直結する。

その要因は選手個々のコンディションや出し手と受け手の問題であり、修正することは難しくない。

この試合では、同点に追いつかれながらも勝ち星をつかむことができた。チームの成長であり、底力が付いてきた証でもある。

WEリーグが開幕してからの3試合、すべて楽な試合ではなかったが、チーム一丸となって戦い、3連勝を達成した。「自分たちを信じようと言っているし、やっていることを追求している。それを貫いてくれている」と楠瀬監督は評価する。

一方、まだ無失点試合がない。失点はCKからだった。この日は、通常のマンツーマンではなくゾーン守備で対抗。実際に慣れない部分はあった。DF石川璃音は「たくさんのやり方ができたほうがいい」と言う。これもチームが進化していくためのチャレンジだ。CKの守備方法はこれから注目したい部分だ。

チームはスタートダッシュにも成功した。良い流れのまま中断期間を迎えるが、MF安藤梢は「きょうは重要な試合。勝てたことは大きい。内容が良くても勝てなければダメ。勝ち切れたことを自信にして、もっと良くしたい」と力強く語った。

次は12月3日(土)の大宮アルディージャVENTUS戦。中断期間に積み上げたものを、しっかりと見せて欲しい。

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レディース試合レポート|WEリーグ第3節・サンフレッチェ広島レジーナ戦=ポイント|レッズプレス!!

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WEリーグ第3節・サンフレッチェ広島レジーナ戦=ポイント

(石田達也)

サンフレッチェ広島レジーナのハードなプレッシャーの影響もあって、自らのミスでリズムを壊していた。

楠瀬直木監督は、「中盤でミスが多くなるのは、ウチにとってよくないこと。反省会を開いて改善したい」と話すと、塩越は「ボールを持てるけど焦るシーンが多く、縦に速くなったり雑になったり、ビルドアップでもミスがあった。簡単にミスから奪われるシーンが多く、自分たちで試合運びを難しくしてしまった」と反省の言葉を口にする。

リーグナンバーワンの得点力を支えるのはボランチだ。中盤の出来が悪ければ、チームの出来に直結する。

その要因は選手個々のコンディションや出し手と受け手の問題であり、修正することは難しくない。

この試合では、同点に追いつかれながらも勝ち星をつかむことができた。チームの成長であり、底力が付いてきた証でもある。

WEリーグが開幕してからの3試合、すべて楽な試合ではなかったが、チーム一丸となって戦い、3連勝を達成した。「自分たちを信じようと言っているし、やっていることを追求している。それを貫いてくれている」と楠瀬監督は評価する。

一方、まだ無失点試合がない。失点はCKからだった。この日は、通常のマンツーマンではなくゾーン守備で対抗。実際に慣れない部分はあった。DF石川璃音は「たくさんのやり方ができたほうがいい」と言う。これもチームが進化していくためのチャレンジだ。CKの守備方法はこれから注目したい部分だ。

チームはスタートダッシュにも成功した。良い流れのまま中断期間を迎えるが、MF安藤梢は「きょうは重要な試合。勝てたことは大きい。内容が良くても勝てなければダメ。勝ち切れたことを自信にして、もっと良くしたい」と力強く語った。

次は12月3日(土)の大宮アルディージャVENTUS戦。中断期間に積み上げたものを、しっかりと見せて欲しい。

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