(佐藤亮太)

両チームあわせて8得点の大味な試合。
セットプレー、PK、カウンター、美技と想定される得点シーンがふんだんにみられた。

きのうの男子トップチームが散々な試合と今朝がたの退任報道で抱いたモヤモヤがいくらか晴れる爽快感のあるゲームだった。

ハットトリックの菅澤はお見事。
頭で、連係で、そして華麗なループシュートと剛柔兼ね備えた菅澤らしいゴール。さらに猶本、塩越のゴールもテクニシャンらしいゴール。

見ているほうは面白く、痛快なゲームだったが監督・選手はそうもいかない。

浦和からすれば、3失点は多すぎ。しかも2失点目のPKは仕方なしにしても、3失点目のプロセスはいただけない。

「正直、もう少し余裕のある試合展開をしたかった。打ち合いのなかで勝ち切れたのはよかった」と菅澤が言えば、猶本は「もっとうまくゲーム運びしたかった」と反省を口にした。
また楠瀬直木監督は「点数とれたことは良かったし失点した反省はあるが流れがつかめなかったため、きょうは変なシーソーゲームとなった」と取って返しての主導権の奪い合いが続き、安定した試合運びができなかった点を挙げた。

見ていて楽しく面白い試合ではあった。しかし一面、少々締まりのないゲームではあった。


東京NBとは今月2度目の対戦。ホントはもう少し後でも良かったかもしれないが、
「2節目でのカードで5−3という結果だが、勝てたことが重要だった」と猶本が言うようにライバルチームを叩けるときに叩けたことは今後のリーグ戦を考えれば有効だ。

次は11月6日、ホーム浦和駒場でサンフレッチェ広島レジーナ戦。個で相手をねじ伏せたきょうのような大味な試合もいいが、1−0のひりつく緊張感ある試合も味わってみたい。


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レディース試合レポート|WEリーグ第2節・日テレ東京ヴェルディベレーザ戦=ポイント|レッズプレス!!

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WEリーグ第2節・日テレ東京ヴェルディベレーザ戦=ポイント

(佐藤亮太)

両チームあわせて8得点の大味な試合。
セットプレー、PK、カウンター、美技と想定される得点シーンがふんだんにみられた。

きのうの男子トップチームが散々な試合と今朝がたの退任報道で抱いたモヤモヤがいくらか晴れる爽快感のあるゲームだった。

ハットトリックの菅澤はお見事。
頭で、連係で、そして華麗なループシュートと剛柔兼ね備えた菅澤らしいゴール。さらに猶本、塩越のゴールもテクニシャンらしいゴール。

見ているほうは面白く、痛快なゲームだったが監督・選手はそうもいかない。

浦和からすれば、3失点は多すぎ。しかも2失点目のPKは仕方なしにしても、3失点目のプロセスはいただけない。

「正直、もう少し余裕のある試合展開をしたかった。打ち合いのなかで勝ち切れたのはよかった」と菅澤が言えば、猶本は「もっとうまくゲーム運びしたかった」と反省を口にした。
また楠瀬直木監督は「点数とれたことは良かったし失点した反省はあるが流れがつかめなかったため、きょうは変なシーソーゲームとなった」と取って返しての主導権の奪い合いが続き、安定した試合運びができなかった点を挙げた。

見ていて楽しく面白い試合ではあった。しかし一面、少々締まりのないゲームではあった。


東京NBとは今月2度目の対戦。ホントはもう少し後でも良かったかもしれないが、
「2節目でのカードで5−3という結果だが、勝てたことが重要だった」と猶本が言うようにライバルチームを叩けるときに叩けたことは今後のリーグ戦を考えれば有効だ。

次は11月6日、ホーム浦和駒場でサンフレッチェ広島レジーナ戦。個で相手をねじ伏せたきょうのような大味な試合もいいが、1−0のひりつく緊張感ある試合も味わってみたい。


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