試合後のピッチ上では、いくつかのセレモニーが行われた。
主将の柴田華絵が、なでしこリーグ・WEリーグ通算200試合出場を達成し、ホーム浦和駒場スタジアムに戻っての記念セレモニーが行われた。マイクを通して、明瞭な言葉で、ピッチ内外の数多くの仲間への感謝の気持ちを述べて、明るく弾んだ声が聞こえた。最後は、ご両親が花束贈呈に訪れ、終始、笑顔でスタンドの拍手に応えていた。
その後、いったんチームはロッカールームへ戻り、改めて最終戦セレモニーとして、レディアファミリーが見守る中、入場し、整列。今季限りで退団を発表した柴山史菜と柳澤紗希、さらに欧州クラブと基本合意を締結した南萌華、そして今後、アカデミーダイレクターに専任する森栄次総監督が挨拶した。
4者4様の、明るい声。しかし、退団する柳澤、柴山は時折、涙声になることも。選手にとって、浦和レッズレディースというチームそのものが、自身の刺激であり、ファン・サポーターの後押しは、1試合でも多くピッチに立ちたいと奮い立たせる原動力であった事が、言葉から伝わってきた。
そして、南萌華。世界の頂点を経験し、またOGである熊谷紗希のそばでプレーする南は、以前より、海外でのプレーを意識していた。今まさに想いが叶おうとしている。力強い声には、揺るがない強さを感じた。
アカデミーダイレクターに専任する森栄次総監督。試合後には、菅澤も監督との思い出を会見で口にしていたが、マイクの前に立った森総監督は、穏やかな印象そのもの。用意した紙を見ながら、日々に感謝し、新たなステージへ進んでいった。
来季の浦和駒場スタジアム。見かけたら、声をかけて下さい、と話す森総監督。コーチングスタッフとの共同作業で、1人でも多くの、魅力的なWEリーガーを輩出してもらいたい。・・・・・・
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試合後のピッチ上では、いくつかのセレモニーが行われた。
主将の柴田華絵が、なでしこリーグ・WEリーグ通算200試合出場を達成し、ホーム浦和駒場スタジアムに戻っての記念セレモニーが行われた。マイクを通して、明瞭な言葉で、ピッチ内外の数多くの仲間への感謝の気持ちを述べて、明るく弾んだ声が聞こえた。最後は、ご両親が花束贈呈に訪れ、終始、笑顔でスタンドの拍手に応えていた。
その後、いったんチームはロッカールームへ戻り、改めて最終戦セレモニーとして、レディアファミリーが見守る中、入場し、整列。今季限りで退団を発表した柴山史菜と柳澤紗希、さらに欧州クラブと基本合意を締結した南萌華、そして今後、アカデミーダイレクターに専任する森栄次総監督が挨拶した。
4者4様の、明るい声。しかし、退団する柳澤、柴山は時折、涙声になることも。選手にとって、浦和レッズレディースというチームそのものが、自身の刺激であり、ファン・サポーターの後押しは、1試合でも多くピッチに立ちたいと奮い立たせる原動力であった事が、言葉から伝わってきた。
そして、南萌華。世界の頂点を経験し、またOGである熊谷紗希のそばでプレーする南は、以前より、海外でのプレーを意識していた。今まさに想いが叶おうとしている。力強い声には、揺るがない強さを感じた。
アカデミーダイレクターに専任する森栄次総監督。試合後には、菅澤も監督との思い出を会見で口にしていたが、マイクの前に立った森総監督は、穏やかな印象そのもの。用意した紙を見ながら、日々に感謝し、新たなステージへ進んでいった。
来季の浦和駒場スタジアム。見かけたら、声をかけて下さい、と話す森総監督。コーチングスタッフとの共同作業で、1人でも多くの、魅力的なWEリーガーを輩出してもらいたい。・・・・・・
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