2021－22YogiboWEリーグ第21節、三菱重工浦和レッズレディースはアウェイ・国立競技場でINAC神戸と対戦した。

パスワークで崩す浦和と、シンプルに前につないでいくINAC神戸の図式になった。

互いに攻め込むも、速いプレスと堅い守備でチャンスのつぶし合いに。そのなかで30分、ロングボールからINAC神戸FW田中がGK池田と1対1になるもシュートはポストに当たった。浦和としては事なきを得た。

36分には、浦和がFKのチャンスを迎える。猶本のキックは惜しくもバー直撃となった。

迎えた41分、清家からパスを受けた菅澤がスルーパス。これをペナルティエリア内で受けた塩越が中央に折り返しのパスを送ると、そこに走りこんだ安藤がシュート。これが決まって浦和が先制。前半を1－0で折り返した。

後半開始早々の48分には猶本から清家、そしてゴール前で塩越がシュートを放つ。これは相手GKにセーブされた。その後は、両チームの攻防が続く。INAC神戸ベンチは?瀬を投入。対して浦和は65分、安藤を下げて遠藤を投入し、遠藤は右サイドバックに。水谷はボランチにポジションを移した。

69分には惜しい場面。菅澤から清家とつながり、右サイドからクロス。これを塩越がシュートを放つも、決められない。

さらに72分、右サイドからペナルティエリアに進入した遠藤が倒され、PKを獲得する。これを菅澤が蹴ったが、INAC神戸GKの山下に止められた。

嫌なムードが流れたが、時間の経過とともに、浦和は5バックにしながら、守備を固めて防ぎ切った。

試合は浦和が1－0でINAC神戸を破り、リーグ5連勝。次節、最終節を迎える。

《スタメン》
GK池田咲紀子
DF清家貴子・高橋はな・南萌華・佐々木繭
MF柴田華絵・安藤梢・水谷有希・猶本光・塩越柚歩
FW菅澤優衣香

《交代》
65分 MF安藤→MF遠藤優
80分 MF水谷→DF長嶋玲奈
90分＋3
MF塩越→FW植村祥子