(石田達也)

アウェイで4-2。3連勝で総得点はダントツの数字に

きょう3日(火・祝)、延期となっていたyogibo WEリーグ第11節・アルビレックス新潟レディース戦が新潟市陸上競技場で行われ、三菱重工浦和レッズレディースは4―2で勝利を飾った。

4日前の前回対戦では、前半に2得点。これまで後半に追いつかれることも多かったが、無失点で抑えたことはチームとしてプラスとなっていた。この試合でも、複数得点&無失点の試合が期待された。

立ち上がり、積極的にボールを運ぶ新潟Lは果敢に浦和ゴールに向かってくる。新潟Lのコンパクトな守備に手を焼くかと思われたが、その不安はすぐに払拭された。

浦和が強みとする右サイドからのアタックで橙色のゴールをこじ開けた。21分、右サイドでMF安藤梢が縦パスを送ると、FW菅澤優衣香が縦のスペースにパスを入れる。オーバーラップをするDF清家貴子がカットインし角度のない位置から右足アウトにかけたシュートを打つとゴールに吸い込まれた。

続く29分には、MF猶本光のコーナーキックからオウンゴールが生まれて追加点。42分にはGK池田咲紀子のパントキックを猶本がヘディングで前線に送る。獲物を狙うハンターのように常にゴールを狙い続ける菅澤が抜け出すと冷静に右足で流し込み3得点目をマーク。その後、45分に1点を返されたが2点リード、3−1で前半を折り返した。

楠瀬直木監督は「追加点を取りに行こう」と選手を送り出すと、選手たちはそれをピッチで実践する。53分、猶本の浮かせたパスを菅澤が相手ディフェンダーに寄せられても絶妙なボディバランスを保ち右足を振り抜きネットを揺らした。

菅澤は「どちらもDFが、猶本選手に引き付けられて自分は裏に入った。落ち着いて決めるだけだった」と2得点を振り返る。

このまま浦和ペースで試合が進むと思われたが、新潟Lがフレッシュな選手を投入したこと、浦和の運度量が落ちたことで押される場面が目立ち始める。

73分には、コーナーキックの流れから失点。4−2となる。楠瀬監督は83分に3枚替えを選択して、主導権を握り返しにかかった。2点リードのまま、試合は終了した。

楠瀬監督は「最初、点を取れたが押されて冷や汗をかいた。勝てて良かった。リカバリーをして次に備えたい。時間はないが最善の準備をして向かっていきたい」と試合後に語った。

これでチームは3連勝し11勝2分4敗、総得点もダントツの「34」に伸ばした。エース菅澤も12得点をマーク。得点王への期待も大きく膨らむ一戦となった。


《スタメン》
GK池田咲紀子
DF清家貴子・高橋はな・南萌華・佐々木繭
MF柴田華絵・猶本光・安藤梢・水谷有希・塩越柚歩
FW菅澤優衣香

《得点》
21分 清家(浦和)
29分 オウンゴール(浦和)
43分 菅澤(浦和)
45分 滝川(新潟L)
53分 菅澤(浦和)
72分 イ(新潟L)

《交代》
83分 MF安藤梢→DF上野紗希
83分 MF塩越柚歩→FW島田芽依
83分 MF水谷有希→MF遠藤優

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WEリーグ第11節・アルビレックス新潟レディース戦=試合経過

(石田達也)

アウェイで4-2。3連勝で総得点はダントツの数字に

きょう3日(火・祝)、延期となっていたyogibo WEリーグ第11節・アルビレックス新潟レディース戦が新潟市陸上競技場で行われ、三菱重工浦和レッズレディースは4―2で勝利を飾った。

4日前の前回対戦では、前半に2得点。これまで後半に追いつかれることも多かったが、無失点で抑えたことはチームとしてプラスとなっていた。この試合でも、複数得点&無失点の試合が期待された。

立ち上がり、積極的にボールを運ぶ新潟Lは果敢に浦和ゴールに向かってくる。新潟Lのコンパクトな守備に手を焼くかと思われたが、その不安はすぐに払拭された。

浦和が強みとする右サイドからのアタックで橙色のゴールをこじ開けた。21分、右サイドでMF安藤梢が縦パスを送ると、FW菅澤優衣香が縦のスペースにパスを入れる。オーバーラップをするDF清家貴子がカットインし角度のない位置から右足アウトにかけたシュートを打つとゴールに吸い込まれた。

続く29分には、MF猶本光のコーナーキックからオウンゴールが生まれて追加点。42分にはGK池田咲紀子のパントキックを猶本がヘディングで前線に送る。獲物を狙うハンターのように常にゴールを狙い続ける菅澤が抜け出すと冷静に右足で流し込み3得点目をマーク。その後、45分に1点を返されたが2点リード、3−1で前半を折り返した。

楠瀬直木監督は「追加点を取りに行こう」と選手を送り出すと、選手たちはそれをピッチで実践する。53分、猶本の浮かせたパスを菅澤が相手ディフェンダーに寄せられても絶妙なボディバランスを保ち右足を振り抜きネットを揺らした。

菅澤は「どちらもDFが、猶本選手に引き付けられて自分は裏に入った。落ち着いて決めるだけだった」と2得点を振り返る。

このまま浦和ペースで試合が進むと思われたが、新潟Lがフレッシュな選手を投入したこと、浦和の運度量が落ちたことで押される場面が目立ち始める。

73分には、コーナーキックの流れから失点。4−2となる。楠瀬監督は83分に3枚替えを選択して、主導権を握り返しにかかった。2点リードのまま、試合は終了した。

楠瀬監督は「最初、点を取れたが押されて冷や汗をかいた。勝てて良かった。リカバリーをして次に備えたい。時間はないが最善の準備をして向かっていきたい」と試合後に語った。

これでチームは3連勝し11勝2分4敗、総得点もダントツの「34」に伸ばした。エース菅澤も12得点をマーク。得点王への期待も大きく膨らむ一戦となった。


《スタメン》
GK池田咲紀子
DF清家貴子・高橋はな・南萌華・佐々木繭
MF柴田華絵・猶本光・安藤梢・水谷有希・塩越柚歩
FW菅澤優衣香

《得点》
21分 清家(浦和)
29分 オウンゴール(浦和)
43分 菅澤(浦和)
45分 滝川(新潟L)
53分 菅澤(浦和)
72分 イ(新潟L)

《交代》
83分 MF安藤梢→DF上野紗希
83分 MF塩越柚歩→FW島田芽依
83分 MF水谷有希→MF遠藤優

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