(佐藤亮太)

浦和、圧倒的に攻めるも終了間際、広島に決められて1−2。浦和は今季初黒星

4連勝の三菱重工浦和レッズレディース(以下・浦和)はホーム2連戦の初戦となる今節、サンフレッチェ広島レジーナ(以下・広島)と対戦。会場の浦和駒場スタジアムにはなでしこジャパンの池田太監督が就任後初視察となった。

《スタメン》
GK池田咲紀子
DF清家貴子・高橋はな・南萌華・長嶋玲奈
MF柴田華絵・佐々木繭・猶本光・水谷有希
FW安藤梢・菅澤優衣香

MF栗島朱里のベンチ外を受け、今季、左SB起用のDF佐々木がボランチに。空いた左SBにDF長嶋がリーグ初先発となった。


開始、約3分間で3つのコーナーキックを得て、出足から押す浦和。9分には左サイドから進入したMF猶本がGK強襲のシュートと得点のニオイがあった。

一方、広島は前節の大敗の教訓を生かしてか、厚い守りをベースに縦に速いパスとロングボールからのカウンターで応戦した。

そのなか、14分、広島MF川島のスルーパスに右サイドから進入したFW谷口にミドルシュートを決められ、浦和が先に失点した。

浦和はサイドから、中央から。長短あわせパスで崩そうとするが、広島の堅守に跳ね返されるばかり。

25分、浦和MF水谷のスルーパスを受けたFW菅澤が浮き球のシュートを放つも広島GK木稲にはじかれる。このこぼれ球にFW安藤が走り込んで詰めたが、ゴールならず。飲水タイムを挟んで、ボランチの佐々木を左SBに。MF水谷をボランチに。DF長嶋を右MF配置した。

36分には右サイドに流れたMF水谷のクロスをゴール中央FW菅澤が頭で合わせたが、相手GKに防がれるなど、あとひと押し足りない。38分、FW安藤のマイナス方向のパスをFW菅澤が流し込んだが、オフサイドの判定だった。

続く39分、広島GKが味方にパスを出したところを拾ったMF猶本がFW菅澤にダイレクトパス。これを菅澤がGKの位置を見ながら、ループシュートで押し込み、同点に追いついた。

43分、浦和コーナーキックからのこぼれ球を拾われ、広島MF川島が浦和ゴール目掛けてカウンター。しかし、これをDF長嶋が進撃を止め、ことなきを得た。

アディショナルタイムには左サイドDF佐々木のクロスにMF柴田が頭でつないで、FW菅澤がヘディングシュートをするも防がれた。それぞれの特長が出た前半は1対1で終了した。

後半は最終ラインが右から清家・南・高橋・佐々木。ボランチは水谷・柴田。長嶋・安藤・猶本。ワントップFW菅澤の配置となった。

4分、右サイドからMF長嶋、FW安藤、FW菅澤とつなぎ、最後はMF柴田がシュート。8分には右サイドMF水谷のクロスにW菅澤がボレー。その後も浦和ペースが続き、14分には右サイドから走りこんだDF清家がシュートを放つ。相手GKがファンブルしたところにMF猶本が詰めて打つも枠の外だった。

20分にはFW安藤が相手選手を背負い、さらに、かわしながらのドリブルシュートも枠外。22分、カウンターからDF清家のクロスのこぼれ球にMF猶本がミドルシュート。32分にはフリーキックでMF猶本が蹴るも枠を捉えられない。

浦和の一方的な流れだが、36分には広島カウンターから最後はMF近賀に打たれるも、GK池田がセーブ。直後のコーナーキックではバーに助けられるなど、ヒヤリとされるシーンもあった。

42分、MF遠藤の左斜めからのシュートは広島GKに間一髪、片手一本ではじかれてしまう。

攻める浦和。耐える広島。

アディショナルタイム4分、このまま終了と思われたが、広島、スローインから最後は途中出場のMF齋原にミドルシュートを決められ、1−2。浦和は今季初の黒星となった。

《交代》
63分DF長嶋→MF遠藤優
81分FW安藤→FW島田芽依
73分DF清家→MF柴山史菜

《得点》
14分:広島FW谷口木乃実
39分:浦和FW菅澤優衣香
90+4分:広島MF齋原みず稀




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レディース試合レポート|2021 WEリーグ第6節・サンフレッチェ広島レジーナ戦=試合経過|レッズプレス!!

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2021 WEリーグ第6節・サンフレッチェ広島レジーナ戦=試合経過

(佐藤亮太)

浦和、圧倒的に攻めるも終了間際、広島に決められて1−2。浦和は今季初黒星

4連勝の三菱重工浦和レッズレディース(以下・浦和)はホーム2連戦の初戦となる今節、サンフレッチェ広島レジーナ(以下・広島)と対戦。会場の浦和駒場スタジアムにはなでしこジャパンの池田太監督が就任後初視察となった。

《スタメン》
GK池田咲紀子
DF清家貴子・高橋はな・南萌華・長嶋玲奈
MF柴田華絵・佐々木繭・猶本光・水谷有希
FW安藤梢・菅澤優衣香

MF栗島朱里のベンチ外を受け、今季、左SB起用のDF佐々木がボランチに。空いた左SBにDF長嶋がリーグ初先発となった。


開始、約3分間で3つのコーナーキックを得て、出足から押す浦和。9分には左サイドから進入したMF猶本がGK強襲のシュートと得点のニオイがあった。

一方、広島は前節の大敗の教訓を生かしてか、厚い守りをベースに縦に速いパスとロングボールからのカウンターで応戦した。

そのなか、14分、広島MF川島のスルーパスに右サイドから進入したFW谷口にミドルシュートを決められ、浦和が先に失点した。

浦和はサイドから、中央から。長短あわせパスで崩そうとするが、広島の堅守に跳ね返されるばかり。

25分、浦和MF水谷のスルーパスを受けたFW菅澤が浮き球のシュートを放つも広島GK木稲にはじかれる。このこぼれ球にFW安藤が走り込んで詰めたが、ゴールならず。飲水タイムを挟んで、ボランチの佐々木を左SBに。MF水谷をボランチに。DF長嶋を右MF配置した。

36分には右サイドに流れたMF水谷のクロスをゴール中央FW菅澤が頭で合わせたが、相手GKに防がれるなど、あとひと押し足りない。38分、FW安藤のマイナス方向のパスをFW菅澤が流し込んだが、オフサイドの判定だった。

続く39分、広島GKが味方にパスを出したところを拾ったMF猶本がFW菅澤にダイレクトパス。これを菅澤がGKの位置を見ながら、ループシュートで押し込み、同点に追いついた。

43分、浦和コーナーキックからのこぼれ球を拾われ、広島MF川島が浦和ゴール目掛けてカウンター。しかし、これをDF長嶋が進撃を止め、ことなきを得た。

アディショナルタイムには左サイドDF佐々木のクロスにMF柴田が頭でつないで、FW菅澤がヘディングシュートをするも防がれた。それぞれの特長が出た前半は1対1で終了した。

後半は最終ラインが右から清家・南・高橋・佐々木。ボランチは水谷・柴田。長嶋・安藤・猶本。ワントップFW菅澤の配置となった。

4分、右サイドからMF長嶋、FW安藤、FW菅澤とつなぎ、最後はMF柴田がシュート。8分には右サイドMF水谷のクロスにW菅澤がボレー。その後も浦和ペースが続き、14分には右サイドから走りこんだDF清家がシュートを放つ。相手GKがファンブルしたところにMF猶本が詰めて打つも枠の外だった。

20分にはFW安藤が相手選手を背負い、さらに、かわしながらのドリブルシュートも枠外。22分、カウンターからDF清家のクロスのこぼれ球にMF猶本がミドルシュート。32分にはフリーキックでMF猶本が蹴るも枠を捉えられない。

浦和の一方的な流れだが、36分には広島カウンターから最後はMF近賀に打たれるも、GK池田がセーブ。直後のコーナーキックではバーに助けられるなど、ヒヤリとされるシーンもあった。

42分、MF遠藤の左斜めからのシュートは広島GKに間一髪、片手一本ではじかれてしまう。

攻める浦和。耐える広島。

アディショナルタイム4分、このまま終了と思われたが、広島、スローインから最後は途中出場のMF齋原にミドルシュートを決められ、1−2。浦和は今季初の黒星となった。

《交代》
63分DF長嶋→MF遠藤優
81分FW安藤→FW島田芽依
73分DF清家→MF柴山史菜

《得点》
14分:広島FW谷口木乃実
39分:浦和FW菅澤優衣香
90+4分:広島MF齋原みず稀




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