《楠瀬直木監督》
Q:今日の試合の総括について
A:今日は最後のほうになってしまったが若い選手を起用した。もっと早い時間から経験させたかった。代表4選手が出なかったので上野選手など出場機会の少ない選手を出したが、そうした試合にしたかった。しかし試合が追いかける展開になってしまった。千葉は頑張るチームなので想定内だったが、こちらがやろうとしたことがなかなかできなかった。千葉のDFのうまさもあった。

ただなんとか引き分けにしてくれた。今日は森総監督の誕生日なので負けなくて済んだ。(試合前に)若い選手には普段と変わらず、基本的なことを伝えた。ただ、GK福田が初スタメンなのでディフェンスラインについての話が多かった。

Q:WEリーグ開幕に向けた課題はありますか?
A:なんとか、なでしこジャパンが決まって塩越選手が滑り込みで決まった。何人入れるか、そこから活躍できるかなど考えていた。そこから活躍してほしいというのが一番。チームのほうは五輪が終わり、チームに戻ってきてから本格始動する。WEリーグが盛り上がるためにも、なんとか五輪で良い結果が出ればと思う。

Q:昨年と違い、5レーンを取りながら、ボールを運ぶことにトライしているように見えましたが。
A:そこまで5レーンについてはあんまり意識はしていなかったが、おのずとつないでいくと5レーン理論の良さがあり、良い立ち位置を取ると自然とそうなる。ポジショニングでボールを受けやすい角度をチームとしても意識している。

代表メンバーが抜けるなか、ほかの選手がそこに見合う技術を発揮するにはポジショニングが重要と感じている。ただあまり気にしていっていない、むしろ背後のことは意識している。FW島田も良い動きをしてくれた。試合中にもう少し内側に入っても良かったと思うが……千葉のブロックがうまかったのか、気になっていた。見た感じ後半は徐々に良くはなったとは思う。戻って、見直すが猶本選手がボールをもっとうまいもらい方ができなかたのか……クエスチョンがつく。

Q:後半、佐々木選手と遠藤選手の位置を上下変えました。その意図は
A:佐々木選手は前回左で結果を出しており、左右でプレーができる。最初は右で使っていたが、左のリズムが重かったので左に戻した。佐々木選手はユーティリティーで良いセンスを持っている。

Q:開幕までの時間でもっと試せることがありそうですね。
A:もっと試したいことはあるが、今度は試し過ぎると全体が壊れてしまう。結果プレシーズンマッチを振り返れば勝率5割。もう少し結果を出しながら試していきたい。それにしては失点が多過ぎると思う。

《長船加奈》
Q:試合を振り返って。
A:今日は代表組が試合に出ないので、いつもと違うメンバーだった。その中、前からプレスを掛け、主導権をしっかり握り、ボールを回そうとした。前半は間延びというか、CBとボランチの間で前をむかれてしまった。もう少し、厳しい守備ができれば良い攻撃ができた。

Q:失点が多さについて。
A:守備に関していえば、昨年はどんどん前に前に出てプレスを掛けたが、自分たちの中で無理だなと感じたり、疲れが出た際、状況を見て行かない部分を作り、体力温存していく考え方がある。そうした共通認識のズレで間が空いてしまい、失点が多くなっている。前だけでなく、良い形でセットすれば良い守備に入れる。

Q:佐々木選手のゴールについて。
A:相手のディフェンスラインが高かったので常に裏を狙おうとした。自分がトラップする前から佐々木選手が走っていたのが見えた。良いタイミングで裏にボールを出せた。

Q:開幕戦に向けて
A:攻守両面で昨年より積み重ねがうまくできていないと感じる。自分たちで前に行くか引くのか、もっと考えながら修正しながら。この3カ月、コミュニケーションをとっていきたい。

Q:若手と一緒にプレーする上で意識したこと。
A:やることは変わらない。いつもどおりプレーした。ただ組んでいないのでスライドのときなどで細かい指示を出した。

《遠藤優》
Q:試合を振り返って。
A:久しぶりのスタメンで緊張した。サイドハーフに入ったので、どんどん仕掛けてあわよくば多くシュートを打とうとした。

Q:同点のシーンについて。
A:相手のこぼれ球がゴールの近くにきたので思い切って打った。良いコースに入った。その後も何度もシュートシーンを作れたのは成果。

Q:開幕までどう過ごすか?
A:サイドハーフやSBなどいろんなポジションでプレーしたり、途中から、あるいはスタメンからとさまざまなシーンで起用される。順応してプレーできるようにしたい。

Q:スタメンにより近づくには。
A:ミスを少なくする。ミスをしないということは判断力があること。あとは特長のドリブルを磨くことだと思う。



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レディース試合レポート|クラブオリジナルマッチ・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦=試合経過、コメント|レッズプレス!!

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クラブオリジナルマッチ・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦=試合経過、コメント

WEリーグ開幕最後の試合となるクラブオリジナルマッチ、三菱重工浦和レッズレディース対ジェフユナイテッド市原・千葉レディースが浦和駒場スタジアムで午後2時から行われた。

メンバーは来月開催予定の東京五輪本大会にメンバー入りしたGK池田咲紀子、DF南萌華、MF塩越柚歩、FW菅澤優衣香はベンチ外。スタメンにはGK福田史織のほか、CBにDF長嶋玲奈。前線にはFW島田芽依と若手を起用。布陣は[4−4−2]とした。

試合は9分、カットされたボールのこぼれ球を拾われFW大澤春花にパス。やや遠めの位置からのシュートがそのまま入り千葉が先制。

22分、今度は相手のパスを拾ったMF遠藤優がミドルシュートを放って同点に。

しかし終了間際の44分、カンターからまたしても千葉FW大澤に豪快に決められ、浦和劣勢で前半を折り返した。

まずは追いつきたい浦和は56分、最終ラインからDF長船加奈のロングフィードを受けたDF佐々木が技ありループシュートを決め、同点。

60分にはMF猶本、61分には右サイドMF遠藤→MF猶本がクロス→ペナルティーエリア内FW島田→MF栗島。64分にはCKからDF佐々木が最終ラインから打ったボールはバー直撃と惜しいチャンスを作った。

浦和が試合の流れを呼び込む中、74分、81分、84分に2人ずつ、あわせて6人の若手選手を投入。紅白戦などで組まれているメンバーなのか、試合のプレッシャーは感じず、実にスムーズにボール運びできたのが印象的だった。

WEリーグ開幕前のラストマッチは2−2の同点で終わった。

《スタメン》
GK 福田史織
DF 佐々木繭、長船加奈、長嶋玲奈、上野紗稀
MF 柴田華絵、栗島朱里、猶本光、安藤梢、遠藤優
FW 島田芽依

《控え》
GK文道美音
DF?橋美紀・河合野乃子
MF柳澤紗希・一法師央佳・柴山史菜
FW植村祥子

《交代》
74分 DF上野→MF柴山史菜
74分 MF遠藤→MF柳澤紗希
81分 DF長嶋→MF河合野乃子
81分 MF栗島→DF?橋美紀
84分 FW安藤→FW植村祥子
84分 MF猶本→MF一法師央佳

《楠瀬直木監督》
Q:今日の試合の総括について
A:今日は最後のほうになってしまったが若い選手を起用した。もっと早い時間から経験させたかった。代表4選手が出なかったので上野選手など出場機会の少ない選手を出したが、そうした試合にしたかった。しかし試合が追いかける展開になってしまった。千葉は頑張るチームなので想定内だったが、こちらがやろうとしたことがなかなかできなかった。千葉のDFのうまさもあった。

ただなんとか引き分けにしてくれた。今日は森総監督の誕生日なので負けなくて済んだ。(試合前に)若い選手には普段と変わらず、基本的なことを伝えた。ただ、GK福田が初スタメンなのでディフェンスラインについての話が多かった。

Q:WEリーグ開幕に向けた課題はありますか?
A:なんとか、なでしこジャパンが決まって塩越選手が滑り込みで決まった。何人入れるか、そこから活躍できるかなど考えていた。そこから活躍してほしいというのが一番。チームのほうは五輪が終わり、チームに戻ってきてから本格始動する。WEリーグが盛り上がるためにも、なんとか五輪で良い結果が出ればと思う。

Q:昨年と違い、5レーンを取りながら、ボールを運ぶことにトライしているように見えましたが。
A:そこまで5レーンについてはあんまり意識はしていなかったが、おのずとつないでいくと5レーン理論の良さがあり、良い立ち位置を取ると自然とそうなる。ポジショニングでボールを受けやすい角度をチームとしても意識している。

代表メンバーが抜けるなか、ほかの選手がそこに見合う技術を発揮するにはポジショニングが重要と感じている。ただあまり気にしていっていない、むしろ背後のことは意識している。FW島田も良い動きをしてくれた。試合中にもう少し内側に入っても良かったと思うが……千葉のブロックがうまかったのか、気になっていた。見た感じ後半は徐々に良くはなったとは思う。戻って、見直すが猶本選手がボールをもっとうまいもらい方ができなかたのか……クエスチョンがつく。

Q:後半、佐々木選手と遠藤選手の位置を上下変えました。その意図は
A:佐々木選手は前回左で結果を出しており、左右でプレーができる。最初は右で使っていたが、左のリズムが重かったので左に戻した。佐々木選手はユーティリティーで良いセンスを持っている。

Q:開幕までの時間でもっと試せることがありそうですね。
A:もっと試したいことはあるが、今度は試し過ぎると全体が壊れてしまう。結果プレシーズンマッチを振り返れば勝率5割。もう少し結果を出しながら試していきたい。それにしては失点が多過ぎると思う。

《長船加奈》
Q:試合を振り返って。
A:今日は代表組が試合に出ないので、いつもと違うメンバーだった。その中、前からプレスを掛け、主導権をしっかり握り、ボールを回そうとした。前半は間延びというか、CBとボランチの間で前をむかれてしまった。もう少し、厳しい守備ができれば良い攻撃ができた。

Q:失点が多さについて。
A:守備に関していえば、昨年はどんどん前に前に出てプレスを掛けたが、自分たちの中で無理だなと感じたり、疲れが出た際、状況を見て行かない部分を作り、体力温存していく考え方がある。そうした共通認識のズレで間が空いてしまい、失点が多くなっている。前だけでなく、良い形でセットすれば良い守備に入れる。

Q:佐々木選手のゴールについて。
A:相手のディフェンスラインが高かったので常に裏を狙おうとした。自分がトラップする前から佐々木選手が走っていたのが見えた。良いタイミングで裏にボールを出せた。

Q:開幕戦に向けて
A:攻守両面で昨年より積み重ねがうまくできていないと感じる。自分たちで前に行くか引くのか、もっと考えながら修正しながら。この3カ月、コミュニケーションをとっていきたい。

Q:若手と一緒にプレーする上で意識したこと。
A:やることは変わらない。いつもどおりプレーした。ただ組んでいないのでスライドのときなどで細かい指示を出した。

《遠藤優》
Q:試合を振り返って。
A:久しぶりのスタメンで緊張した。サイドハーフに入ったので、どんどん仕掛けてあわよくば多くシュートを打とうとした。

Q:同点のシーンについて。
A:相手のこぼれ球がゴールの近くにきたので思い切って打った。良いコースに入った。その後も何度もシュートシーンを作れたのは成果。

Q:開幕までどう過ごすか?
A:サイドハーフやSBなどいろんなポジションでプレーしたり、途中から、あるいはスタメンからとさまざまなシーンで起用される。順応してプレーできるようにしたい。

Q:スタメンにより近づくには。
A:ミスを少なくする。ミスをしないということは判断力があること。あとは特長のドリブルを磨くことだと思う。



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