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浦和レッズレディースニュース|狙うは3冠、そしてWEリーグの旗手に|レッズプレス!!

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狙うは3冠、そしてWEリーグの旗手に

(佐藤亮太)

会見の2部では今季のチームについて語られた。

楠瀬直木監督は、WEリーグ・WEカップ、そして昨季、取り逃した皇后杯、この3タイトルの総取りを宣言。また主将の柴田華絵も同様に3冠獲りを誓った。

柴田は「口でいうのは簡単だが勝つことは難しい。1試合1試合みんなで戦っていくこと。昨年より、試合に出ることが激しくなるので個々のレベルアップはもっとできるので、昨年以上に質をあげたい。みている方がレッズレディースは良いなと思ってくれるサッカーを見せたい。私たちが楽しいと思えるサッカーをしたい」と抱負を語った。

また楠野監督は「ことしは新たなチャレンジになる。人間としても選手としても成長するなか、チームも新たな成長を遂げ、日本のサッカーをひっぱり、さらにアジアのなかでもレッズレディースの名が出るようにしたい。いまW杯でもいい結果を出しているが、そのベースを作っていけるチーム作りをしたい。あと観客動員数はまだまだ足りない。3000人、4000人、5000人と増やしていけるようなものを出していきたい」と日本女子サッカーの、WEリーグの旗手となることを目標に掲げた。

高まる期待値。激しくなるポジション争い。求められる上積み。

その実現のためだろう、昨季、AC長野パルセイロレディースで指揮を執った田代久美子氏のコーチングスタッフ招へいだ。

狙いについて楠瀬監督は「田代さんはOGであり、クラブとして戻すということは今後のレッズを考えると必要なこと。これからジュニアユース、ユースを含めて、レッズレディースのあるべき姿を作るうえで必要な人材。長野での経験で得た力を借りたいが、もっと広く、大きな意味で、次の時代を作るうえでも必要だった」と説明した。

タイトルはもちろんのこと、昨年、ケガに泣いた選手が復帰するなか、各ポジションで激しくなる競争。
と昨シーズンの島田芽依、福田史織、石川璃音の活躍といった若手育成。それに伴いチーム全体の底上げといままで以上に、また昨季とは違った課題に取り組まなければならない。

「(監督して)力不足とならないように」と楠瀬監督が話すようにコーチ陣には困難ながら、やりがいのあるシーズンとなりそうだ。


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